【演劇】 東芝の白熱電球製造中止の広告から受けるモノ

ただいま鋭意稽古中のビーレッツ公演「中ノ嶋ライト」なんだけど、

これはかつて上演したことがある再演モノ。

 

 

脚本家の滝本祥生さんから聞くには、

東芝の白熱電球製造中止の広告を見て胸に刺さるものを感じ、

この本を書こうと決めたらしい。

 

 

その広告がコレ。

 

 

 

 

東芝の白熱電球製造中止広告

 

 

 

うん、ヤバイ。

これは、何かが刺さる。

 

 

 

 

 

「120年間、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。」

 

 

 

愛して下さったお客様への想いなのか、それとも白熱電球への想いなのか。

なんて切なくて、なんて美しいメッセージなんだろうと思った。

たった一枚の画像でこんなに心を動かした経験はあまりない。

今回の公演に関わらなかったらこの広告の存在さえ知らないままだったかと思うと、

それだけで参加した意義があるように感じる。

 

 

 

今回の「中ノ嶋ライト」は2005年頃のお話。

ちょうど白熱電球の替わりになるLED電球が徐々に普及を始めたころ。

 

 

使用するエネルギーのほとんど(約90%)が熱に変わってしまう非効率な白熱電球は

時代の波に飲まれて、ここから衰退の一歩を辿っていくことになる。

エジソンが発明した画期的な作品、白熱電球。

あのエジソンが発明したものが消える。

120年間変わらなかったあの白熱電球が消える。

言葉がうまく見つからない。

 

 

白熱電球作りに従じた人々の想い。

今回の「中ノ嶋ライト」はそれを表現したい。

 

消えゆくもの、変わりゆくものの中で、

変わらないもの、残したいものも確かに存在する。

今回の「中ノ嶋ライト」はそれを表現したい。

 

変わるもの、変わらないもの、消えゆくもの、残したいもの、

これってモノに限らず、人間と人間にとっても同じことが言える。

今回の「中ノ嶋ライト」はそれを表現したい。

 

 

 

いい芝居になります。

皆様、下北沢「劇」小劇場にてお待ちしております。