【演劇】 ミラクル祭’17(ミラフェス’17) 観てきた

ミラクル祭り2017

 

 

今日は新宿のシアターミラクルに観劇。

『ミラクル祭り’17』

 

 

以前パンクドランカーで共演したり何かと神奈川方面の演劇ではお世話になっている織田裕之さんと、

キンフェスのカラートラップで共演してからの付き合いの兎洞大が出ているのだ!!

2人とも全く別の場所での友人なので、

この2人が共演するということを知ったときにはちょいとビックリ。

 

 

 

 

さて、シアターミラクルへ向かう。

 

 

こないだのラクリーメロッセのときに会場としても稽古場としても使っていた

「Jimushono1kai」というバーが歌舞伎町にあったので歌舞伎町も歩き慣れてきていると思っていたのだが。

休日の昼間になるとまた客層が全然違うねー。

大きなキャリーバッグを引きずりながら群れで歩く外人さんたちばっかり。

これじゃあ浅草とあんまり変わんない。

もちろん夜になったらまた全く違う顔の街になるんだろうけど。

 

 

 

 

ミラクル祭りミラフェス

 

さてさて、このミラクル祭りというイベント。

 

 

シアターミラクルを運営している5人の脚本家と1人の舞台監督が主催となって、

去年から始めた短編演劇祭りなんだそうで。

そういえば劇王の東京予選もシアターミラクルでやってたなぁ。

シアターミラクルといえば「短編演劇やってる劇場!」ってイメージが勝手に自分の中に。

(※そんなことはありません。短編以外も普通にやってる劇場です。)

 

 

60分程度の作品を4つ上演していて、

 

 

①フジタタイセイ×アリソン・グレイス
『Transcendent Express』
脚本: アリソン・グレイス
演出: フジタタイセイ
出演: 藤本悠希、久保瑠衣香、渋谷裕輝、星澤美緒、竹林眞葵、シマザキタツヒコ

 

②たすいち
「堕天のスゝメ」
脚本・演出: 目崎剛(たすいち)
出演: 安藤優花、小太刀賢、坂内陽向、高口修一、関山未来、杏奈、佐野ののみ、脇領真央、梅澤奈那

 

③ハセガワアユムグループ
『CANDY CITY』
構成・演出: ハセガワアユム
出演: 加藤なぎさ、森口美香、モリサキミキ、榎本純、兎洞大、織田裕之

 

④劇団ミックスドッグス

『やねうらコスモス』
脚本・演出: 奥田悟史(劇団ミックスドッグス)
出演: 久保磨介、竹内なつき、沼田天音、倉光亮輔、安藤優花、林弘平

 

 

 

自分が観劇した土曜14時の回は、

③のハセガワアユムグループと④劇団ミックスドッグスの2本立て。

 

 

ハセガワアユムグループの作品『CANDY CITY』は、

1つの町の中でちょっと変わった人達が織り成す6人芝居。

これに友人の織田さんと兎洞が出ていて、

フリーマーケット会場と、スーパーの休憩室、病院の待合室を舞台にした

3本構成のショートコントって感じだった。

 

演劇とコントの境目ってたびたび議論になるけど、

この作品に関しては自分の物差しだとコントにあたるかな。

あ、べつにどっちが上とか下とかは思ってないっす。

演劇もコントも大好きなので。

 

 

 

率直な感想、楽しかった!ヽ(´▽`)ノ

たくさん笑わせてもらった!

 

 

フリーマーケット会場、スーパーの休憩室、病院の待合室の話は人間関係が全てつながっていて、

(スーパーで働くパートのおばちゃんを演じた人が、次の話ではその娘役を演じたりなど)

話の中のところどころにチラつく関連性がクスリとおかしい。

今日も日本のどこかでこんな会話がありそうだな、

という日常会話の中に時折刺さるようなブラックなユーモアを交えて、

見ている側の心を取り込んでいくのは見事!

 

 

 

 

織田裕之

織田さんはいつも通りの存在感。

普通のセリフを普通にしゃべっているだけなのに何故か可笑しく感じてしまうという天性の才能を持っていて、

この年代のおっさん役者としてはピカイチの魅力を持っている役者さん。

嫉妬するよねー。

しゃべり方とかしぐさとか、どんなに考えて役を作りこんでも、

織田さんの前ではそれは小手先の技術にしかならず、存在感で全然敵わない!

ステキっす!

 

 

また兎洞も、保有する特有の雰囲気を舞台上にまんま持ってきて勝負できる役者。

普段は無口なイケメンに見えて、実はただの人見知りだったり、シャイボーイだったり、

でも突然大胆なことやりだしたり、よくよく話してみるとネジが数本足りなかったり。

そういう素の面白い部分があってこそ舞台で輝くんだよなぁと改めて実感。

顔がいいからクールな暗殺者とかイケメンな悪ボスとかの役を任されることが多かったけど、

個人的には今日みたいなアホキャラのほうが合ってる気がした。

文句なしにおもしろかった!

 

 

あと興味深いなぁと思ったのは、

今回のこの「CANDY CITY」という作品は、ハセガワアユムさんが演劇講師をやっている自由が丘演劇部というところで生徒達のエチュードを交えて作った作品なんだそうで。

実は自分、その生徒の中にまた別の友人がいて(笑)

つまり、知り合いがエチュードで作った作品を、別の知り合いが役者として演じたという。

つながるねぇ~(笑)

 

 

 

さらに、もう1本の「やねうらコスモス」の作品に出ていたキャストの沼田天音くん、

後から織田さんから聞いたら次のKAAT公演「螺旋と蜘蛛」で共演予定だったわ(爆)

全然知らなかったし、帰りのエレベーターで初めて知ったもので声かけ損ねたよー!

 

いまここで言う!

沼田くん、おつかれさま!

次の公演よろしくね!!(笑)

 

 

 

あ、「やねうらコスモス」はタイムスリップしたり、

宇宙船で巨大な小惑星を破壊したり、みたいな王道SFモノ。

元々は2時間ものだったモノを今回の短編のために60分に短縮したものらしい。

 

そのためか駆け足感が強かったけど、逆にスピード出してグイグイ走ってる感じがあって楽しめた!

ハセガワさんがWebで書いているコメントにもあったけど、確かにキャラメルボックスっぽい色を感じるね。

あとはTEAM発砲・B・JINとか。

最近の演出法としては流行ではないかもしれないけど、懐古心もあってか観ていてほっこり。

 

ただタイムスリップがメインのお話なのに、

高AIのアンドロイドがすでに存在していたり、

普通の屋根裏部屋から宇宙にジャンプする技術があったり、

次元をゆがめるような爆弾を用意していたり、

メイン部分を薄める要素が多かったのは残念かなぁ。

これだけオーバーテクノロジーが溢れていると、タイムスリップのすごさがわかんなくて、

タイムスリップ現象に対して異常にびっくりしている人物たちに違和感を感じちゃう。

 

あと登場人物が状況を理解するスピードが妙に遅く、

お客側のほうが状況を先に理解できているシーンが多かった。

そのため話がなかなか進まない印象を受けて、

観ていてストレスになっちゃうとこが多かったのが惜しい。

色々良い部分あるだけに、こういう部分はもったいない!

 

 

 

別日程のたすいちも観たかったなぁ。

目崎くんの作品は以前神奈川劇王のときに観てるけど、本の構成とっても上手いのよ。

今回も良い作品出してるだろうというのがわかっているのに、

スケジュール合わずで残念。

 

 

もう明日の昼の回で全日程終わっちゃうけど、

お時間ある方はぜひーっ。

新宿シアターミラクルにて14時から!

③のハセガワアユムグループと④劇団ミックスドッグスの2本立てです!

観に行って損はしないよっ!

→こりっち公演情報ページ