【日常】 えんとつ町のプペルが無料公開された

えんとつ町のプペル

 

いやー、次から次へと仕掛けていく。

すごいね西野さん。

 

 

表題のとおり、西野さんが手がけた絵本「えんとつ町のプペル」が

Web上で公開されて、全ページ、全文章を無料で閲覧できるようになった。

→「えんとつ町のプペル」無料公開ページ

 

 

いや、たしかに第一報を聞いたときは、

「え!?さすがにそれはダメじゃない!?」と思った。

 

 

知名度があって、

優れていて、

発売されてそれほど経過していない、

しかも有料で販売されていた作品を、

いきなり無料で一般公開するって。

 

 

まぁ、普通に考えたら暴挙以外の何者でもない。

でも結果とそれを語る西野さんのブログを見て、ただひたすら関心した。

 

 

 

また、友人の清水裕明氏のFacebook記事も同様。

お金とはそもそも信用であるという理屈にはとても共感できる。

 

 

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西野さんが善か悪かという話はおいておいて
(そもそも善も悪もないけど)
 
ザーッと色んな方の記事を読んでいて、
僕なりにざっくりまとめてみます。

1 まず、無料で提供するとクリエイターの価値が下がる。

これは圧倒的に嘘です。

これに関しては他のところでも色々と書かれているから割愛します。

 
2 西野さんは真面目なクリエイターをバカにした。
 
真面目に頑張っているクリエイターをお金の奴隷と呼んだことに対してだが、ちょっとここで想像してほしい。
 
 
まずお金って何でしょうか?
 
 
お金って、本来は金銀などの持ち運びが面倒だから
貨幣にして、この人はこれだけのお金を持ってますよー
 
って信用を形にしたものなんですよね。
 
 
タイムスリップものとかを見ると、
現代のお金を持っていても過去に行くと

(๑╹ω╹๑ )
 
って顔されて使えないですよね?
 
 
だから、これはお金だってみんなが思っているから(そう決めたから)
お金なのです。
 
 
クレジットだってそう。
 
 
つまりお金は、

「信用が形を変えたもの」なんです。(ここ大事)
 
 
 
でも、お金があまりに普通にありすぎて
本質をわかってる人が少なくなっちゃった。
 
まるで空気みたいに当たり前にあるし、必要でしょ!
 
って思い込み出しちゃった。
 
 
 
お金が信用だってわかってる人は、
まず信用を積み立てて、
そこから幾分かお金に変えている。
 
 
信用だってわかっていない人は、
お金がないからお金を稼ごうとする。
 
 

ここで!!!
 
 
「お金パラダイム」と「信用パラダイム」
 
 
に道が分かれてしまうのです。
 
 
 
僕から見ると
このお金パラダイムって、とても辛い道。
 
 
例えるなら、

北海道ラーメンを食べたい!
ってなったら、
北海道までいかないといけない!!
って思い込んで、
北海道まで頑張って歩こうとしているのが
「お金持ちパラダイム」
 
 
北海道ラーメンを食べたい!
ってなったら
そもそもなんで北海道ラーメン食べたいんだっけ?
って考えて
あ、味噌で温まりたかったんだ!
と気づき、
近所の北海道ラーメン屋さんに駆け込む。
のが
「信用パラダイム」
 
 
ぐらい違う笑
 
 
わかりづらかったらが
北海道ラーメンの部分をお金に変えて考えて見てくださいね^^
 
 
根っこが一緒でも
こんな感じで道は全然違った方に向かってしまうのです。
 
 
 
僕もクリエイターのようなことをやっているので
クリエイターの方々の大変な現場は
ある程度わかっているつもりです。
 
 
 
でもね、
西野さんが無料で提供したから
お前のとこの作品も無料で提供しろ!
 
 
って言ってくる人は頭おかしくないですか?
そんなん放置ですよ。
 
 
そして、西野さんが無料で提供したから
相場が下がって賃金が低くても甘んじて引き受ける。
 
 
っておかしくないですか?
 
 
みんなが引き受けなかったら相場は下がらないですよね。
 
 
これは、お金に対するブロックがあるせいで
自分達で自分達の価格を値踏みしてるだけなんです。
 
 
チキンレースみたいな。
 
 
 
価格競争って言わば、お金の競争ですよね?
 
 
自分達のクオリティとかで競争じゃなく
お金で競争してるのです。
 
 
お金という物差しで競争しちゃってるってことは
思いっきりお金パラダイムですよね?
 
 
 
話が変わりますが、
日本は世界最多の老舗企業を保有している国であり
二位とは保有数が4倍以上離れている素晴らしい国です^^
 
 
老舗企業はどこも価格競争は行いません。
 
 
それで200年以上続けているのです。
 
 
逆にいうと価格競争をしている企業は、
長く持たないって事でもあります。
 
 
 
西野さんは確かに口が悪いので笑
本意が伝わらないことは多々あると思いますが、
 
 
実は僕たちが気づかないうちにお金の奴隷になってしまっているかも?
 
 
という疑問は持ったほうがいいかもしれません。
 
 
西野さんが言いたかったことは、
お金を信用という本来のあり方に戻してビジネスしないかい?
(これがお金の奴隷開放宣言) 
 
なのじゃないかなぁと。
 
 
みんな仲良くしましょうよ〜( ´ ▽ ` )ノ

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プペル

 

 

無料で公開しても価値は下がらないし、

逆にそれで価値を感じた人が増えることで売り上げが上がる。

言葉だけでは眉唾かもしれないけど、実際Amazonや楽天でランキングが一位になってるんだもん。

間違いなくそれが真実ってことでしょ。

 

 

終わってみれば納得の結果かもしれないけど、

それを信じて踏み出すことは、とても勇気のいること。

 

 

正直言って、いつもいろんなことに噛みついていた西野さんの性格は元々好きではなかったのだけど、

プペルという作品に関しては、

作品自体も、そのプロモーションも、

例える言葉に困るぐらいに素晴らしいものだと思った。

 

 

「10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。」

これは西野さんの言葉。

響くね。

 

見習おう。

 

 

→「えんとつ町のプペル」無料公開ページ

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