えんとつ町はえんとつだらけ。
そこかしこから煙があがり、あたまの上はもっくもっく。
黒い煙におおわれたえんとつ町に住む人は、
青い空を知りません。
輝く星を知りません。
ある日煙の中から落ちてきた、赤い心臓はごみ山へ。
どくどく暴れる心臓にごみがあれこれくっついて、
ついに生まれたごみ人間。
とってもきたないごみ人間。
↑画像をクリックすると楽曲が聞けます。
Piper公式アカウントが紹介してるから、たぶん違法アップロードでないはず。
えんとつ町のプペルには主題歌がありますが、
それを大王こと、後藤ひろひとが参加してカバーしたものですね。
大王、さすがの歌唱力♪
曲を聞いて世界観をイメージするだけで
絵本のほうを読んでみたくなる、そんなステキな楽曲。
サビの「ハロハロハロハロウィン♪プペプププペル♪」
ってのがすごい心地良く耳に残ります。
こないだラクリーメロッセをリバティでやったときに
共演者の和木亜央くんが持ってきてたなぁ。
表参道で個展をやっていて、それに寄ってから劇場入りしたらしい!
そのときにパラパラと断片的には見たんだけど、
もっとちゃんと読ませてもらえばよかった!
また、この「えんとつ町のプペル」はプロモーションの部分でも画期的で、
このプペルは申請さえすれば特に費用を払うこともなく、
誰でも好きに個展という形でイベントを行うことができるそうで。
その代わりに、個展の場で絵本の販売をすることが条件。
うまくやってますよねぇ。
ネット社会になった昨今、普通にインターネット販売では絵本は売れません。
本のPRは実際に手にとってもらうこと、
つまり「おみやげ」と同じポジションにあるべきであることに辿りついたらしく、
こういう形で認知度を上げ、購入機会を作り出していったそうです。
その結果がご存知の大ヒット。
集客のメソッドとしては見習わなくっちゃねぇ。
うまく演劇にも生かせないかなぁ、これ。
「おみやげの」のひとつの形が過去公演のDVDだったり、パンフだったり、チェキだったりするわけだけど、
まだ何か手法があるんじゃないかなぁと思ってる。
まぁ、もちろんどんな形であれ、お客さんが喜ぶやり方であることが前提だけどね。
いろいろ考えてみないとなぁー。
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