【演劇】 IQ5000のマット前転という人

2日連続で IQ5000 『Black Berry』 の1日稽古でした。

 

いつもどおりの全力バレーボールからのフル稽古はカラダに相当のダメージ。

いやぁ、汗かきすぎて体中の老廃物が全部出きっちゃう感じ。

稽古後は異様にお肌がつるつるになります。

これ毎日やったら本当に年取らなくなるんじゃなかろうか(笑)

 

脚本も本番まで一ヶ月もあるというのに完本したし(←小劇場界では超めずらしいですw)、

あとはシーンをひとつひとつ紡いで作品として完成させていくのみ。

張り切っていきましょー。

 

 

 

マット前転

 

写真はIQ5000劇団員のマット前転さん。

鈴木ナオさんからの誕生日プレゼントのブタさんマカロンを嬉しそうに食べるの図。

こんなに可愛いブタさんを彼は一口でほおばり、進撃の巨人ばりの表情で咀嚼しておりました。

 

 

「マット前転」という名前はもちろん芸名で、

過去に座長・腹筋善之介さんに 「僕に何か芸名を下さい!」 とお願いしたところ、

この芸名を頂戴したそうで。

 

彼はこのとき  「この芸名嫌だなぁ」  と思ったらしいのですが、せっかくの座長の命名だし悪いかなと思って断りきれず、

そのままこれが定着してしまったようです。

腹筋さんの後日談では 「ノリで言ったらそのまま決まってしもうた」 らしいです

みなさん、芸名を決めるときは計画的に(笑)

嫌なことには嫌と言いましょう(笑)

 

 

マット前転でググると 「マット運動で上手く前転する方法」 のサイトばっかり出てくるそんな彼ですが、

役者としてのポテンシャルには目を見張るものがあります。

天性のいじられキャラの空気を備えている彼の姿には、初見のお客さんにも非常に好意的に見られることが多く、

間の抜けたおっちょこちょいの役なんかには抜群にハマります。

見ていて本当に憎めないんですよね。

 

過去の舞台では彼がただセリフを噛んだだけで、客席から温かい笑いが起きたときもありました。

普通ありえます?そんなこと(笑)

 

あ、でもよく調子に乗るので腹筋善之介さんやドンタクヤさんに鼻っ柱をへし折られています。

それも含めてお得なキャラクターですな。

 

 

 

彼は役者以外にも紙芝居師という仕事を持っていて、

関東各地の催しの場で15分程度の紙芝居パフォーマンスも行っています。

詳細はマット前転さんのブログにて。

子供達を相手に日々ステージに立ち続けることで磨かれた感性と対応力は目を見張るものがあります。

 

 

あ、あとIQ5000応援隊のfacebook記事にて紹介されていますが、

演劇を始めたきっかけは「ガラスの仮面」を読んだことだそうです。

演劇あるあるとしてガラスの仮面に影響を受けてというのは、よく聞く話ではあるんですが、

彼のキャラクターからは全く想像できません(笑)

 

考えてみれば子供の頃のマットさんって顔のイメージわかないなぁ。

不精ヒゲがない状態さえ想像できない。

どんな幼少時代だったんでしょ?

 

 

マット前転さんは今回の『Black Berry』 ではイヤーという、音が大好きな少年を演じています。

実年齢的にも見た目も立派なアラフォーな彼ですが、

お調子者だけど純朴な少年の役はピッタリとハマっています。

是非是非劇場にてご確認あれ!

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