【演劇】 酒井俊介というオトコ

酒井俊介

 

パンクドランカーを担う熱いオトコの一人、酒井俊介

 

 

 

いや、このオトコについてはちょっと違うな。

「担う熱いオトコの一人」じゃない、このオトコこそがパンクドランカー。

パンクドランカーそのものといってもいい。

 

 

 

緑慎一郎と酒井俊介

 

初演からの付き合いである酒井俊介という男。

初演で主役であるバクを演じ、今回再演のダブルチームでも両方でバクを演じている。

もうバクはこの男の元で生きているといっても過言じゃないかもしれない。

 

 

 

俊ちゃんは決して器用な役者ではないけど、演技がこれ以上ないぐらいに純粋で実直。

ありきたりの表現であれだけど、魂を燃やして演技するようなそういうタイプの役者。

小手先で勝負しない真っ直ぐな力。

その力がバクという役に命を吹き込み、その姿が見ているお客さんの心を揺り動かすんだと思う。

本当に素晴らしい役者。

 

 

 

 

 

 

杏さゆりと酒井俊介

 

しかも今回は主演だけでも大変なのに、今回はプロデューサー・制作側の一員も担当している。

人の手配、スケジュールの手配、その他あれこれ、全てのタスクに関わっているのだ。

これはとんでもなく大変なこと。

想像できないぐらいにエネルギーを使うことだと思う。

 

 

 

 

 

 

初演の打ち上げのときに俊ちゃんがこう言っていたのを覚えている。

 

「このパンクドランカーは僕の代表作です」

 

俊ちゃんが主演だし、良い結果が出たのだから当然の想いだと思う。

でも俊ちゃんはそれで満足しなかった。

すぐに再び動き出した。

再演した。

 

 

 

その結果、この素晴らしい言葉は、今回の再演によってキャスト全員が共有できる言葉になった。

キャスト誰もが胸を張って言えるはずだ。

 

「このパンクドランカーは私の代表作です」

 

と。

 

 

 

みんなをそう思える気持ちにさせてくれてありがとう。

本当にありがとう。

 

 

 

 

 

パンクドランカーで主役バクを演じた酒井俊介

 

パンクは生き様。

劇中でもそういうセリフがあるけど、まさにそうだね。

おつかれさま、俊ちゃん。

おつかれさま、バク。

 

 

 

酒井俊介というオトコ。

最高だったぜ!

 

またね!

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