いなり寿司の福寿家(ふくじゅや)
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
需要があるのかどうかわからないまま、早いものでもう77回目!
無心になってムシャムシャ食べて紹介するよ!(←ちょっとテンションがおかしくなってる)
今日は福寿家(ふくじゅや)です。
お店はかなり歴史が古く1922年創業なんだそうで、ほぼ100年前!(汗)
老舗が多い浅草の中でも一際先輩格と言ってよいでしょう。
ですが、3代目が高齢により引退されてからこの10年は休業状態だったらしく。
今回歴史と伝統のある福寿家のあのいなり寿司を復活させたいと願いクラウドファンディングを行い、
見事この8月1日にグランドオープンとなったそうです。
あ、お店の位置は言問通り沿い。
スーパーマルエツのすぐそばで、こないだ紹介したハンドメイド雑貨のノイチハさんからも近いです。
浅草寺の裏手から歩いて5分ってとこですかね。
お店の前に出されていたメニューの看板。
100年前から守り続けてきたおいなりさん。
福寿家ではいなり寿司は「伊奈利寿司」と名付けられています。
伊奈利寿司、お値段6個入りで980円なり。
一番の特徴はこの裏返しになった油揚げ。
裏返しにしているのは、
・揚げを裏返しにして煮込むことで油抜きを丁寧にできる
・「裏を返してもらう」→再度来店していただくのゲン担ぎ
・表と裏を詰め合わせたときのコントラスト
などが理由として挙げられそうです。
お味は・・・うん、さっぱりして美味しい!
スーパーで売ってるようないなり寿司はけっこう甘くどいモノが多いですが、
福寿家のいなり寿司の場合は、揚げの油抜きを丁寧にしていることもあってか、大人の落ち着きのあるいなり寿司です。
揚げの表面を少し炙ってあって、そのほんのりとした焦げ目が香ばしくていいアクセントになりますね。
ちなみに酢飯には、揚げが表のほうには紅ショウガ、裏返しのほうは刻みレンコンがまぶしてありました。
続いてこちら。
伊奈利ロール、こちらも6個入りで980円。
コントラストが美しかった伊奈利寿司とはまた別ベクトルで、彩りのある美しさですね。
サラダ巻のおいなりさんバージョンみたいな感じ。
大きめに切られたパプリカやキュウリがシャキシャキとした食感を生み出しています。
ご飯の量はちょい少なめなので、男性よりは女性向けかもですね。
ゴチソウサマー。
浅草に10年越しで復活したいなり寿司の老舗、福寿家さん。
歴史と伝統に加えモダンなオシャレを取り入れていて、
これから浅草の手土産の選択肢として有名になっていきそうですね。
お近くまで来る機会あればぜひー。
福寿家(ふくじゅや)
東京都台東区花川戸2-18-6
営業時間 10:00~18:00(不定休)
03-5828-3787
コメント