神奈川県演劇連盟プロデュース公演 『ジレンマが嗤う』

 

作: 緑慎一郎(演劇プロデュース『螺旋階段』)
演出: 笹浦暢大(もじゃもじゃ頭/うなぎ計画)

 

「神奈川の地で活動し続け50年。
神奈川県演劇連盟が誰にも負けないもう一つの演劇の形を、皆様にお届けします。」をキャッチフレーズに、
活動を続けている「TAK IN KAAT(タック・イン・カート)」が送る2016年4月公演1週目。
昨年は「パンクドランカー」を同じくKAAT大スタジオにて上演して好評を得た。
今年はヤクザの抗争を描いた「ジレンマが嗤う」を上演する。

 

 

【あらすじ】

 

2つの暴力団、北条会と里見組の抗争が激化していた。

北条会会長である渡会が突然病床に伏せたことによって、北条会は舵取りを失う。
会長代行となった実質ナンバー2の後藤、
下克上を狙っていて野心の強い武闘派の米長、
会長の実の息子である渡会智、
そして同じく腹違いの息子であるがヤクザを憎み、ヤクザとは離れた環境で便利屋として働いている大野健司。
それぞれの思惑が交錯しあう。

この北条会の揉め事に便乗して、敵対していた里見組は渡会智にワナを仕掛ける。
渡会智が里見組の縄張りでヤクの取引していたという状況を意図的に作り出し、
北条会への落とし前を迫る。
このとき先陣を切って動いていたの里見組の広瀬は健司のかつての親友であった。

そんな中、健司の職場に現れたのは広瀬と同じく学生時代の友人であった春香。
彼女は一人の女の調査を健司に依頼する。
調査対象であった女、白石早紀はすぐに見つかり調査はすぐに終了するかと思われたが
早紀は健司に自分がなぜヤクザに追われているのか、その理由と行動の目的を話す。
「北条会を潰す」、それが早紀の信念だった。

実の父親である北条会会長を憎んでいる健司は
半信半疑ながら早紀を信じることに決めた。
策を巡らせ、嘘を嘘で塗り固め、出し抜き、のし上がっていく健司。
北条会、里見組もそれを感じた上で動き出し、警察も巻き込んで抗争はどんどん激化していく。

権力を巡ってたくさんの人間がそれぞれの思惑で交錯していく。
ヤクザの血が自分の体に流れていることを嫌悪し、自分の運命に抗おうとする健司。
健司は全てを手に入れることが出来るのか?
最後に嗤うのは誰だ。

 

【スケジュール】
2016年4月21日(木)~24日(日)
21日(木)19:00
22日(金)14:00/19:00
23日(土)14:00/18:00
24日(日)14:00

 

【会場】
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

〒231-0023
横浜市中区山下町281
*日本大通り駅3番出口より徒歩5分
地図

 

【キャスト】
藤代太一(舞夢プロ)
田中惇之(MA-SPANKY)
鎌田亜由美(有限会社ORCHARD)
金子侑加(あやめ十八番)
尾﨑彰雄
anna
β(ベータ)(WAHAHA本舗)
櫻井宇宙(EgHOST)
眞田規史
小坂竜士(株式会社辺見プロモーション)
中西浩
附波德佐(劇団まがりかど)
明季
小林カンナ
Sie(リジュエ)
田なべもえ
河村岳司
黒木伸一朗
藤本貴行
西村隆主(風雲かぼちゃの馬車)
藪原遼(東京DASH)
清水忠
加賀屋奨
真坂雅(重惑[omowaku])
安藤陽佳
金城色
小山内詩音
宮内咲希子(風雲かぼちゃの馬車)
山元洋一

 

【スタッフ】
脚本 緑慎一郎(演劇プロデュース『螺旋階段』)
演出 笹浦暢大(もじゃもじゃ頭/うなぎ計画)
アクション指導 梶武志(19’プロデュース)
振付 松田鼓童
演出助手 山下那津子、蔵重智(ライト・トラップ)、小泉亜未(劇団夢幻)
照明 江見千尋
音響 筧良太
舞台監督 渡邊歩
舞台美術 角田知穂
宣伝美術 佐々木貴行
制作 山下那津子

 

【協力】
松本悠(青春事情)
織田裕之(ワタリダロケット)
丸尾聡(世の中と演劇するオフィスプロジェクトM)
岡本みゆき
田代真佐美(演劇プロデュース『螺旋階段』)
(株)アイリンク

主催:神奈川県演劇連盟
提携:KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人 神奈川芸術文化財団)

 

【チケット】
一般 3,500円
学生 2,000円(要学生証提示)
*当日券は各200円増。日時指定、全席自由席。
*未就学児入場不可。

 

終了しました。ご来場ありがとうございました。

 

 

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