演劇プロデュース『螺旋階段』廻る座椅子で夢を見る
演劇プロデュース『螺旋階段』第29回公演「廻る座椅子で夢を見る」、動画配信で観ました。
公演自体は6月27日で千秋楽を迎えているので、アーカイブ配信で。
演劇の動画配信は、子供と妻が寝静まった後に暗いリビングでタブレットで観る派のワタシ。
パソコンで観ると色々ながら作業したくなる誘惑が襲ってくるので。
空間真っ暗のほうが劇場で観てる感も出るしね。
ほい、本作「廻る座椅子で夢を見る」。
盟友・緑慎一郎が作演出&出演してる舞台でございます。
すでに観た人からめっちゃ評判が良いのは知っていたんだけど、
実際に観てみたらホントに文句なしに良かった。
雰囲気的にはナイロン100℃とかに近いかも。
登場人物が一癖も二癖もありながら、でもこういう人いるよね、みたいな感じなんだけど、
会話がちぐはぐで滑稽にも関わらずナチュラルでおもしろい。
うーん、
ホントはもっと具体的な感想書きたいところなんだけど、まだアーカイブ配信期間中なのでやめときます。
この作品、ネタバレせずに感想書くの難しいのよ(汗)
いつもだったら「話の核心であるココとココを伏せればいいか」って感じなんだけど、
この作品は劇中で起こるすべての事象が細かく紡ぎ重ねられていて、その細かな展開を常に楽しんでいくような印象。
一部切り取るだけでもネタバレして面白味を削っちゃいそうなので(汗)
とりあえず、
真面目で調和を求める人ほど、何かにぶつかったときに足が止まって動けなくなるよね、と納得した日でございました。
自分も油断するとよくそっち側に寄っちゃう自覚があるので、戒めとして刻んどこ。
こりっちの他の人のレビューで「この作品でこの値段は絶対安い」ってあったんだけど、
それは俺も身内びいき一切なしで同感だな。
動画配信チケット料金1500円の価値を遥かに超えた作品だと思うので、ぜひ配信期間中にご視聴あれー。
したらな!
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