神奈川県演劇連盟プロデュース『パンクドランカー』、
無事に全日程を終えました。
ご来場のお客様、関わってくれたスタッフ・キャストに感謝。
本当にありがとうございました!
非常にお客様からの評判が良く、
演じているこちらにとっても充実感のある公演でした。
「パンクって何?」
パンクバンドのお話をする以上、必ず考えなければいけない部分でした。
パンクの意味を調べると、反社会的・反権力的な思想だとか、
青二才、ちんぴら、みたいな単語が出てきます。
「パンク」って、けっこうフワフワしたワードなんですよね。
自分が最終的に導き出した結論は、
「パンクに定義なんてない」です。
(まぁ、劇中のセリフそのまんまなんですが)
パンクとは、社会的であろうが、反社会的であろうが、
保守的であろうが、奔放的であろうが、
その内容に関係ない、人それぞれの生き様なんじゃないかと。
つまりは何でもいいってことです。
その定義のあいまいさがあるからこそ、
今回のバンド解散、苦悩と葛藤、決意、再結成というドラマは
観ている側に多種多様な解釈の幅を与え、
その心を動かすことができたんじゃないかと思ってます。
観ていただいたお客さんに、
少しでも「よし、自分もがんばっていこう」という感情を
芽生えさせることができていたら幸いです。
動画は劇中のライブシーン。
こうやって振り返ると、歌も演奏も本当にヘタクソだな(苦笑)。
でもサビの歌詞は大好きです。
『誰もが心の中に持っている
誰もが頭の中に持っている
誰もが握った拳持っている
みんな、そいつの使い方を知らないだけなんだ』
ご来場、本当にありがとうございました。
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