【日常】「無症状や軽症でも入院を」とかいまだに言ってる知事会さん

「無症状や軽症でも入院を」とかいまだに言ってる知事会さん

「無症状や軽症でも入院を」 知事会が西村大臣に要請

全国知事会は、西村経済再生相と会談し、新型コロナウイルスに感染した無症状者や軽症者も入院できるよう、柔軟な対応を要請した。

政府は、感染した無症状者や軽症者の入院は、高齢者と基礎疾患がある人に限定する方向で検討していた。

しかし、全国知事会は西村経済再生相との会談で、陽性者全員を入院させることで重症化や感染拡大を防いでいるとして、都道府県知事が医療提供体制のひっ迫具合などに応じて、無症状者や軽症者であっても入院させることができるよう柔軟な対応を求めた。

引用:FNNプライムオンライン

 

 

 

まだそんなこと言ってんのか全国知事会 (# ゚Д゚).

 

 

 

すでに政府が指定感染症2類相当を見直す方向に舵切ってんのに、

その意図とかまったく理解できないのね、全国知事会のみなさまは。

この数か月、無人島にでもいて情報シャットアウトしてたん?

リーダーたる知事たちが世の中の足を率先して引っ張る現状に絶句 (;´Д`)

 

 

ちなみに全国知事会のホームページ見てみたら、会長は徳島県知事となっていた。

県外ナンバーを執拗に攻撃してたってことで有名になっちゃた県のトップか・・・

これじゃ徳島県は上から下まで、みたいな扱いされちゃうぞ(汗)

しっかりしてくれい。

 

 

 

そもそも無症状者や軽症者も入院させようって論理は、

「入院させる=それが安全な隔離である」の成立が大前提になるんですけどね。

 

 

 

 

はい、みんなに質問!

病院に入院させると安全に隔離できると思う人、手を挙げてーーー!!!

 

 

 

 

 

・・・正解発表!

テッテレー!!

 

 

新型コロナのクラスターは238件 35%が医療機関―全国知事会集計

全国知事会は10日、6月19日までに確認された新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が全国で238件に上り、施設別では病院などの医療機関が84件(35.3%)で最多だったとの集計結果を明らかにした。国や自治体の新型コロナ対策を検証する知事会ワーキングチーム(WT)のウェブ会議で報告した。

引用:時事ドットコムニュース

 

6月時点集計でクラスター発生施設のトップが病院という事実。

病院ぜんぜん安全に隔離できてねぇ。。。

 

しかもこの事実よりさらに驚くことが。

これ発表してるの当の全国知事会なんですよ。

病院で感染多いよって発表してる当人が、無症状者どんどん入院させようぜ!って言ってるわけです。

 

オウ、シット。

意味がわからんぜ。。。

 

 

10月現在時点でのデータは見つかませんでしたが、

たぶんもう病院クラスターは300~400件には普通に届いているでしょうね。

入院が感染を阻止する安全策だなんて、どういう思考回路してたら主張できるんだろう??

謎過ぎて脳みそから変な汁でそう。

 

 

 

ちなみに「院内感染はその病院に落ち度があったからだ!イレギュラーなことなんだ!」

なんて言う人もいるかもですが、自分はそうは思いません。

シンプルに、新型コロナはそれだけ院内感染を完全に防ぐのが難しいウイルスだってことでしょう。

 

病室内の換気の頻度を上げるっていっても限度がありますし、

消毒だって1時間に1回やったところで、その1時間内で接触があれば意味ないですし。

また無症状でピンピンしてる人に無理やり隔離生活と感染対策を強いても、長期間それを完全に守り続けられる人がどれだけいるのか。

 

病院側が守りたがらない人をどれだけ管理できるものなのか。

病院側が完璧に近いウイルス対策をしようとしても、完璧に感染を防げるわけではない。

それが現実だということは容易に想像ができます。

 

 

そんな中に、無症状者もドンドン入院させましょうって、知事会さんよ。

 

 

医療リソースも消費して、費用もかかって、入院させられる側は経済活動を止められて、ストレスも溜まって、

それでいて肝心の感染拡大を止める効果は疑問って、控えめに言って気が狂ってますよね。

合理性なさすぎィ――――!!

 

 

知事のみなさん、

頼むからもっと科学的な目線で判断してくれ。。。

ニュースから伝わってくる雰囲気じゃなくて、数字とデータから判断してくれ。。。

 

 

 

以前書いたこともありますが、人間は様々な要因で亡くなります。

老衰しかり、病気しかり、事故しかり、自殺しかり、etc.

 

2019年は1年間で138万人が亡くなっているので、

単純計算で推測すれば、すでに9か月が経過した今年はすでに約100万人が亡くなっていると思われます。

いまコロナで亡くなったのは1571人。

死因全体の0.15%にしか及びません。

 

2019年のデータを参考にすれば今年ここまでの9か月間で、

交通事故で3221人、

転んだり高所から落ちたりで7157人、

溺れて5755人、

食べ物を喉に詰まらせて6284人。

これに近い数が亡くなっていると推定されます。

 

 

すげー乱暴な言い方になりますが、

もし「コロナウイルスは危ないぞ!」って対策をするのなら、

交通事故はコロナの2倍死んでるんだからその2倍対策するべきだし、

転倒・転落事故はコロナの3.5倍死んでるのでその3.5倍対策するべきでしょ?

リスク比較するとそれが筋ってことになっちゃいます。

 

でもそんなことしないですよね。

「いまやってるコロナ対策の3.5倍ぶん、転ばない対策を強化しようぜ!」って発言したら全力でバカにされます。

でも逆に言えば、いまコロナ対策がそれぐらい過剰であるって証明でもあります。

致死リスクはコロナのほうが遥かに小さい事実があるわけですから。

 

 

 

コロナは恐れなきゃいけないウイルスですが、どこまで恐れるべきなのかが問題で。

未知な部分はまだまだある、でももうかなりの部分が分かってきてるでしょ?

リスクと対策のバランスをきちんと計ることが、日常生活を取り戻す最善策。

 

コロナウイルス、正しく知って、正しく怖れましょ。

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