台東区の永寿総合病院の出産費用はいくら?
ちょっと前にこんなnoteがTwitterなどで拡散されてました。
→「出産にかかるお金は最終的に補助金で戻ってくるから大丈夫⭐︎」が完全に都市伝説だった件。
記事に書かれている内容をざっくりとまとめると、
・妊婦検診だけで75,000円ぐらい飛んでいく!
・事前の入院予約で150,000円を前払い!
・見てもらう予定でいる病院の最低コストは572,750円!
・時間外出産だと+15,000円!
・深夜・休日だと+15,000円!
・初産だと+10,000円!
・双子だと+190,000円!
・帝王切開の場合は総額は550,000円から!(双子なら990,000円!)
・病室は4人部屋なら+5,000円!個室だと+11,000~19,000円!
いやー、かなり世知辛い内容ですね。
出産補助金が420,000円しか出ないのを踏まえると、やはりそれなりのまとまったお金がないとジ・エンド。
「子供どうしようかなー?」なんて軽く考えてる夫婦がコレ見たら、青冷めてしまいそう。
子作りを延期、もしくはあきらめてしまう人なんかも出てきそうです。
この記事に書いてあることはすべて執筆者さんの体験談で、
料金表等のエビデンスも張られているので、すべて嘘のない事実かと思われます。
ただ、念のために。
出産費用って病院によって相当の差があります。
これだけはいちおう書いておきたいな、と。
これ、ウチが2018年10月に出産したときの出産費用の明細書です。
総額499,480円から出産補助金420,000円が引かれて、
最終的な支払額は79,480円でした。
これに加えて、事前の妊婦検診11回ぶんで約60,000円、
産後の聴覚検査(任意)で8,640円かかってるので、
かかった出産費用は合計150,000円ぐらいですね。
出産時の状況は過去にもブログで書いたんですが、
うちは予定日より3週間前に早期胎盤剥離の疑いがあるとされて、帝王切開にて生まれました。
ほかに情報としては、
台東区にある永寿総合病院にて、駆け込んだその日に帝王切開。
妻は初産、出産児数は1人、平日早朝に病院に駆け込んで出産時間はその昼間、病室は4人部屋。
入院日数は9日間でした。
帝王切開だったり、初産だったり、4人部屋だったりで、追加料金バシバシいきそうな状況にも関わらず、
請求総額は500,000円を切っています。
noteにある「最低でも572,750円から」という病院に比べると、かなり割安であることがわかると思います。
ちなみにこの永寿総合病院、別に粗悪な病院でも、ランクが低そうな病院でもありません。
建物自体はやや年季が入った感じがしますが、産科があるフロアは新しくてキレイです。
普通にいまどきの病院ドラマとかで見かけるような内観。
看護師さんたちも非常に気が利く感じで、術前から出産、お見舞い、退院まで、何も不満に思う部分はありませんでした。
(Googleのレビューだと批判多いけど、病院ってマイナス意見ばっか書かれやすいもんだと思う)
永寿総合病院が特別に安いのか、noteに出てくる病院が特別に高いのかはわかりませんが、
とにかく病院によって出産費用の設定に大きな差があるのは間違いないと言えるでしょう。
いやね、
あのnoteの内容で絶望を感じ過ぎて子供をあきらめたりする人がいたらイヤだなと思いまして。
そういう額を提示してくる病院もあるんだろうけど、
「とりあえずウチはこれぐらいでしたよ」という実例を出してみました。
これから妊娠と出産を計画している人に、ちょっとでも参考になればと。
(永寿総合病院で出産を考えてる人にとっては特にね)
出産ってやつはコントロールができません。
生まれてくるのは双子かもしれませんし、
ウチのように予定より早まって帝王切開ってこともあるかもしれませんし、
難産で分娩台で何十時間もがんばることになるかもしれません。
それによって出産費用は大きく変わってくるかもしれませんが、それはコントロールできません。
ですが、病院による費用の差についてはあらかじめ調べておくことで、
ある程度コントロールできるんじゃないかと。
自宅からの利便性であったり、世間からの評判だったり、お産の病院を選ぶ基準はいろいろあると思いますが、
できる限りの情報収集はしておきましょうー。
↑早期の帝王切開で未熟児スレスレだった我が子も、10ヶ月でこんなにムチムチになりました。
したらな!
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