演劇人がおくる需要不明の浅草グルメ紹介!
今回は千葉屋だよ!
浅草では説明不要といってもいいぐらいに有名な老舗の大学いものお店。
新仲見世通りやオレンジ通りのような観光客の目にとまりやすい立地にあるわけではないので、ぶらり浅草観光ではなかなかたどり着けない。
それにも関わらず、時間帯によっては店頭に行列ができるぐらいに人気があるのだ!
お店の位置は言問通り沿いで、裏浅草とか観音裏とか呼ばれるエリア。
こないだ記事書いたシフォンケーキのotacoとかのご近所ですな。
最寄駅はつくばエクスプレスの浅草駅が徒歩5分ぐらい、あとは都営線&スカイツリーラインの浅草駅からだと徒歩15分ぐらいってトコ。
話逸れるけど浅草3丁目~7丁目や、千束、東浅草、今戸、橋場エリアって、鉄道何にもないんだよねぇ(汗)
けっこう良いお店も多い穴場エリアなんだけどね。
地下鉄1本走ってくれるだけですごい栄えそうな気もする。
さてさて、この千葉屋さん。
1950年創業という老舗でございます。
店構えを見ればわかるとおりマンション1Fに組み込まれてる。
マンション自体は1997年に建てられたものらしいのでそのときに1度改装してるかと思うんだけど、それでも年季を感じさせるね(いい意味でね)。
店名の由来は、昔は千葉県産のさつまいもを厳選して使っていたことから来てるらしいっす(いまは季節とその年の出来栄えなどから全国の銘柄を厳選して使っているらしい)。
メニューは男らしく、もちろん芋メニュー3種類のみ。
大学いも400g 740円
切り揚げ400g 740円
ふかし芋400g 370円
店頭には400gの表記しかないけど、最低200gから注文できるみたい。
あ、僕はちょっとしか買わないのが恐縮なのでいつも400gで買ってしまうチキン野郎です(美味しくて200gじゃ物足りなく思っちゃうからいいんだけどね)。
大学いもはコレ。
この写真の量でちょうど400g。
写真だとボリューム少なく見えるかもだけど、実際は一切れ一切れがかなり大きいので錯覚です(笑)
大きく輪切りにされたさつまいもを揚げたものに、少し塩気のある甘い自家製の蜜と黒ゴマがたっぷりとかかっております。
見た目も香りもものすごく良いんだけど、もちろん味も抜群。
カリッとした表面を心地よく歯でかみ砕くと、その奥からホックホクで柔らかく溶ける甘いお芋の味が広がってくる。
かけられている蜜が美味しいのはもちろんだけど、芋自体がかんなり美味しいのが実感できる。
こ、これが季節と出来栄えによって全国から厳選された芋の実力かっ!!(汗)
一度口にしてみるとわかるけど、いままで食べてきた大学いもは何だったのかというぐらいのクオリティの高さを感じる大学いもっす。
自分はこれまでの人生でそんなに大学いもを食べ歩き続けたわけではないけど、とりあえずいままで食べてきた大学いも達の中ではナンバーワンなんじゃないかと。
(もっと美味しいところあるって人いたらゴメンナサイ)
そして、さらにその大学いもを超える人気を誇るのが「切り揚げ」!!
写真は400gだけど、皿に乗せると見てのとおり超絶山盛りになります(汗)
あんまり切り揚げっていう名前に馴染みがないけど、正体はさつまいもスライスを油で揚げて蜜を絡めたもの。
早い話が大学芋の薄切り版みたいな感じだね。
大学いもに比べてカリカリ部分のみがピックアップされた感じで、ポリポリと食べていると手が止まんなくなってどんどんいけちゃう。
こりゃ人気があるのもわかるわー。
しかも実はコスパ的にもかなりお得だったりして。
コンビニで売ってるポテトチップスが150円で85gぐらいだから、760円で400gの千葉屋の切り揚げとほとんどグラム単価変わんない。
この価格でこのクオリティのものを食べれるなら万々歳っす。
ちなみに、この千葉屋の大学いもも切り揚げも、冷めても味が落ちずに美味しく食べれるも特徴。
冷えても食感は柔らかいままでマイルドな感じになるので、もしかしたら冷めた後のほうが好みの人もいたりするかも。よそ行きの際の手土産にも使いやすくてありがたいね。
賞味期限は確かなことはわかんないけど、冷暗所保存なら2日間ぐらいは大丈夫と思われる(夏場は注意)。
浅草住まいとして、この千葉屋は自慢のお店のひとつでございます。
とりあえず大学いも好きなら一度はこの千葉屋を試してごらんなされー。
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千葉屋
平日・土曜 10:00~18:00
日曜・祝日 10:00~17:00
(毎週火曜定休)
03-3872-2302
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