山之宿(やまのしゅく)
いやぁ、前回11月なのに暖かいねぇなんてこと言ってたら、急転直下。
突然12月並みの気温の下がり方して「モー何これヤダー!」な感じでございます。
夏が長くて突然冬になるこの気候のおかげで、今年はアパレル業界では秋物が売れなくて困っているんだとか。
そりゃそうだ、この気候で秋物いつ着るねんって感じだもんね。
どうして季節ってやつは「ちょうどいい」をもうちょっとやってくんないものなのか。
はい、今回も浅草グルメ紹介シリーズです。
今回は山之宿に行ってきたよ!!!
場所は花川戸2丁目のマルエツ裏の路地んとこ。
恥ずかしながら「やまのやど」って読むのかと思っていた。
「やまのしゅく」が正解です。
1948年以前はこの花川戸・浅草7丁目エリアは浅草山之宿町(あさくさやまのしゅくまち)と呼ばれていたことがあって、どうやら浅草寺へ訪れる人たちに向けた宿場町だったようです(所説あり)。
いまは宿泊施設よりも普通に住宅街&問屋街って感じだから宿場町感はまったくないけどね。
個人的にはこのあたりの素朴な路地の雰囲気好きです。
店内はこんな感じの雰囲気でキレイ。
もともと古民家風の店構えだったんですが、2~3年前にマンションが新しく建ってその1Fに組み込まれる形でリニューアルオープンされました。
でもマンションの中とは思えないぐらい丁寧に内装を作り込まれてらっしゃいます。
調べてみたら、2004年に吉田類さんがロケで来訪していて、そのとき時点の情報で創業35年とあった。
なので、おおよそ創業55年ぐらいってところでしょうか。
Googleレビューでは美空ひばりさんがお忍びで来てたこともある、なんて情報もありました。
真偽はわからんけど。
なんかいろいろ歴史を感じるねぇ。
こちらがランチメニュー。
銀鱈定食だけ1,000円で、ほかはすべて800円という設定になっております。
また定食におかずを追加することもできるので、例えばヒレカツ&冷しゃぶ豚定食で1,300円なんていうフルボリュームなカスタム定食も作れてしまいます。
めっちゃ大食いの人ならそういう頼み方もいいね。(´・ω・`)
ほい、メニューの一番上に表記があったので目がいった、スタミナ生姜焼き定食800円ナリ。
お肉がすんごい山盛りになっていてめっちゃボリュームあります。
味付けは一般的な生姜焼きよりも塩コショウ風味が強め。
白米にももちろん合うけど、ビールのあてにもかなり向いてそう。
うまー。
また写真を見てわかるとおり、とにかく肉、肉、肉です。
玉ねぎによるかさ増しなどは皆無。
めっちゃコスパ高いけども、これ利益率どうなってんだろう(⊙_⊙;)
キムチと冷奴。
おかずがあんなにボリューミーなのに、なぜか冷奴は1口ぶんにも満たないぐらいの控えめサイズ(笑)
気持ちぶんだけかけられた青ネギの欠片が余計に寂しさを感じさせる。
でもキムチはしっかり辛くてコクを感じて美味しいし、冷奴も市販のものより遥かにクリーミーでくちどけ良くてうまい。
自家製のやつなんかな?
こちらは妻が頼んだエビフライ定食800円なり。
思っていたエビフライの見た目と違った(笑)
長い棒状のやつを当たり前に思っていたけど、よく考えてみればエビなんて丸まってることのほうが多いわけで。
エビフライは真っすぐであるはずというのは先入観でしたスンマソン。
妻に1本分けてもらって実食。
うん、にんにく効いててガツンと来る旨さ。
衣けっこう厚めなので油苦手で胃が弱い方はご注意を。
ゴチソウサマー。
今回は平日11時半の開店直後の来店だったので混雑はしていませんでしたが、12時過ぎると近隣のサラリーマンたちですぐにいっぱいになるそうな。
問屋街で勤務してる人にとっては、だいにんぐ彩、うちだ食堂や恵なんかもあって選択肢が多くていいね。
前も書いたけど、このへんはホントお昼選ぶのに困らないわ。
浅草寺や浅草神社からも近いので、観光の際には行列だらけの中心街の飲食店に並んでヒーヒー言うより、こういった花川戸エリアの隠れ家的ランチを攻めてみるのはかなりアリですよ。
山之宿、機会があればご利用アレ!
したらな!
浅草山之宿(やまのしゅく)
〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-2
03-3844-4730
営業時間 11:30~14:00、17:30~23:30(日曜定休)
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