ピースオブモダン『See Through』
マチネの回で観てきました。
妻が所属するピースオブモダンダンスカンパニーのダンス公演『See Through』。
in 北沢タウンホール。
いやー、カッコ良かった。
いよいよ本日千穐楽!
駆け込み観劇、大歓迎!
予約なしでもとにかく劇場にお越しください!!#ピースオブモダン#seethrough pic.twitter.com/0mIx6ms2zF— 乾直樹 (@NaokiInui2) April 16, 2022
迷ってらっしゃる方!
一度ご覧ください、この世界観✨まだ間に合います!
●チケットお問い合わせ
2022seethrough@gmail.com pic.twitter.com/2dMDAIiPTu— 乾直樹 (@NaokiInui2) April 14, 2022
上の2つのツイートの動画は劇中のシーンの切り抜きだけど、
見てのとおり世界観がとにかく突き抜けていて。
「この情報過多な社会の中で」的なテーマが入ってたそうで、
演者はもちろん、床面にまで映る映像含め、とんでもない情報量を飛ばしてくる作品で。
日常で体験する情報過多は逆に本質が見えづらくなって伝わるものが薄っぺらくなりがちだけど、
この公演の情報過多は、ひとつひとつが尖っていて心の芯に突き刺さってくるような、そんな感じ。
昨今は深刻なニュースが何かと多いご時世で、自分もそういった情報の受け止め方を真剣に考える機会が多いワケだけど、勝手にそういう部分とリンクさせながら観てた。
また、コロナ騒動&育児の都合で、何気に劇場客席に足を運んだのが久しぶりで。
配信での観劇は多かったけど、あらためて劇場で生で作品を体験することの意義を感じられて良かった。
(今回の公演が「観た」じゃなくて「体験した」と感じられる作品だったことも良かった)
久しぶりに歩いた下北沢。
人通りもかなり戻っていて、劇小劇場の外壁に掲示されている多くのフライヤーたちを見て、演劇界隈がこの2年間で失ったものと生み出したものなど、色んなことを考えてみたり。
良いこと悪いこと全てがフラッシュバックする。
この感情はこれから何年経とうが整理できないのだろうな。
夜、やり切った感満載で帰宅した妻の顔がイケメンだったのが、一番素敵なことだった。
積み重ねたものを全て舞台上に置いてきた人間はいつだって美しい。
おつかれさまでございました。
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