中華ソバ ビリケン
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
ようやく政府も都知事もコロナ規制緩和の方に舵取りしつつあって、ちょっと安心。
こういうときこそ追い風立てられるよう、食べて紹介して浅草飲食業界を盛り上げていきたいものです。
さぁ、今回はラーメンでございます。
中華ソバ ビリケンに行ってきたよ!
お店の場所は浅草通り沿い。
駒形橋のそばの、雷門通りと交わる大きな交差点のすぐ近くですね。
ラーメン坂内のすぐ横んとこ。
お店が出来たのは3年ぐらい前かな。
蔵前のラーメン改の姉妹店にあたるそうです。
実はこのテナント、前の店も、その前の店も、さらにその前の店も、ずーっとラーメン店だった場所。
自分は浅草在住18年ぐらいですが、その間にいくつのラーメン店がオープンして、クローズしていったかはちょっと数え切れません。
ラーメン店が長続きしない「魔のテナント」だったんですよねぇ。
(中には美味しいお店もあったんですが。。。)
それが、いま入っているこのビリケンは、あれやあれやで大人気。
浅草界隈でラーメンのジャンルなら5本の指に余裕で入るくらいの人気店となりました。
平日のランチ時はもちろん、休日になるとご飯どき外しても10人ぐらい並んでいるのは珍しくないレベル。
ずっとこのテナントを見てきた人間からすると感慨深いなぁ(涙)
さてさて、今回は平日11時の開店直後の時間帯で訪問。
おそらくオープンから並んでいたと思われる先客はすでに5人ほど入店し、注文待ちの状態でした。
店内は人が多く写真撮れなかったので、食べログ引用ご容赦を。
カウンター席のみで、アクリル板つきで9~10席ぐらいかな。
テナント自体はかなり小さいのですが、ミニマルな雰囲気なせいか狭苦しさは全然感じません。
基本は醤油ベースのラーメン。
またそれとは別に期間限定メニューにも積極的に取り組んでいて、
特濃煮干しだったり、牡蠣だったり、鯛だったり、イカスミだったり、、、
様々な食材で固定客の胃袋をつかんでいるみたいです。
何気に実は初訪問だったので、基本と思われる中華ソバを全部載せで。
Webレビューだと太い手揉み麺(薄口)のほうが人気の気配だったんですが、前日に公式がTwitterで「中華そばリニューアルして美味しくなりました!」的なのをつぶやいているのを見たので。
レア目の仕上がりの鴨チャーシューは全部載せだと6枚(通常は3枚の模様)。
玉子、白髪ねぎ、メンマ、ほうれん草、あとスプラウトはたぶん赤キャベツかな。
麺は全粒粉の粒が見えるやや細のストレート麺。
しっかりとした弾力があって、香り高くて美味しい。
黄金色の醤油スープは、出汁は鴨と、あとは何かしらのキノコの気配。
鴨チャーシューの上にトリュフペーストが載っていたので、これもデフォルトで出汁にいくらか溶け込ませているのかも。
そうならなんとも贅沢極みなラーメンですな。
また丼の底にはゆずピールも沈んでいて、食べ進めるにつれて自動的に新しい味が生まれてきます。
最後まで美味しく食べれる美味しいラーメン。
あ、玉子も。
割ってみるとベストな仕上がりでテンション上がる。
ウマー。
ゴチソウサマー。
オシャレだけど鼻につくこともない、整った仕上がり。
こりゃ人気が出るのも納得だなぁというお味でございました。
今回はデフォルトの中華そば食べたけど、それだけで手揉み麺や他の限定メニューも絶対ハズレないよねと確信できちゃう感じ。
帰り際にはすでに結構な人数が外に列を作っておりました。
魔のテナントのジンクスを打ち破ったビリケン、ずっと浅草の人気店として根強くあってほしいなぁ。
ラーメン店としてはすでに有名なので私に紹介されるまでもないよって人も多数でしょうが、もしまだだって人あれば、ぜひ一度ビリケンのラーメンを体験あれー。
したらな!
中華ソバ ビリケン
東京都台東区雷門2-4-1
営業時間 11:00~15:00、17:30~21:00(定休日なし)
03-3845-6577
コメント