喫茶ブラザー
なんかまたビミョーに新規感染者が増え始めてきた感じだけど、これから第8波が来ようが、それが大きかろうが、流石にもう行動制限も何もないだろうねー。
浅草に集まる観光客(特にインバウンド)は救世主。
どんどんお金を落として日本の未来を何とかしてくれい!(割と切実)
さぁ、演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ。
今回は昭和レトロな純喫茶、喫茶ブラザーに行ってきたよ!
お店の場所は浅草2丁目、新しい方のビューホテル(現在休業中)のすぐそばです。
OKストアの目の前の通りを国際通り側にちょっと寄ったところ。
以前紹介した貝出汁ラーメンの海美風のすぐ隣の建物です。
外観からわかるとおり、かなり年季の入った純喫茶。
もう店頭ディスプレイなんかめちゃめちゃ歴史を醸し出している。
逆にこういうお店にジュルリとヨダレがでちゃうよね。
自分は変なんだろうかと思いかけるが、いやいや全国9800万人の純喫茶愛好家はみんなそうなはず!(雑)
あ、先に言っておくと、この喫茶ブラザーは喫煙OKのお店。
浅草では珍しくないですが。
未成年は入れないので、ファミリーだったり未成年カップルさんはご留意をー。
店内。
レンガ基調で、柱は鏡張り、席には低い間仕切りがあり、低めのソファー、上が丸くなったデザインの木の扉といった感じで、レトロ純喫茶として完璧すぎるぐらいの仕上がりっすな。
喫煙店にもかかわらず内壁やテーブルはとてもキレイなので、しっかりと掃除が行き届いているんでしょう。
また2階にのぼる細い階段があって、2階にもかなりの席がある模様。
こういう構造の純喫茶ってあんまり見かけない気がするけど、もしかしたら昔の浅草純喫茶全盛期のときはこれも普通だったのかもしれないね。
参考:レトロ喫茶東京 これぞという純喫茶の内装を浅草で楽しもう「喫茶ブラザー」
席は平日お昼時で半分ぐらい埋まってましたが、常連さんがほとんどです。
1組だけ観光目的で浅草に来たと思われるおばちゃま達。
休日はどうやら競馬中継目当ての紳士淑女でいっぱいになるようです。
お店のご夫婦は寡黙で物静かな雰囲気。
積極的に愛想を振りまいてくれるような感じではないですが、一人でゆっくりくつろぎたいときにはかえってそれも楽かもしれないっすね。
喫茶店飯にハズレなしと勝手に思い込んでる私、ランチメニューになっていた生姜焼きを注文しました。
ライスと味噌汁がセットになって800円也!
お肉は濃いめの味付けの豚ロースが7枚ほど。
喫茶店の軽食としては十分すぎるぐらい。
ケチャップ使ってるのかな。
しょうがの爽やかな香りに甘味と酸味がいい感じに加わってご飯に合います。
お肉も柔らかいしウマー。
ランチについてくるコーヒー。
苦みとコクが強くて酸味は少なめなやつ。
個人的にはこういうタイプ好みなので、これをすすりながらケータイでマンガ読むたわいもない時間がちょっとした幸せ。
ゴチソウサマー。
いやー、堪能した。
よく雑誌なんかで「まるでこのお店の中だけ時間が止まったような」みたいな比喩表現を目にするけど、まさにそんな感じの昭和の純喫茶。
俺も20~30年ぐらいして競馬ハマるおっさんになったら、足しげく通ってコーヒー代を落としていくのかもしれない。
(後継者がいる雰囲気ではなかったから流石にそれまでお店続いているかはわかんないけど。。。)
ご機会あればぜひー。
したらな!
喫茶ブラザー
東京都台東区浅草2-13-2
営業時間 8:00~22:00(定休日なし)
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