【日常】Amazonプライム解約運動に感じるとてつもないダサさ

Amazonプライム解約運動に感じるとてつもないダサさ

 

 

昨日の夜ぐらいからツイッター内で「#Amazonプライム解約運動」ってハッシュタグが踊ってます。

 

 

以前、三浦瑠麗氏が徴兵令を支持する発言をしたわけですが、

これを不快に思った人たちが激おこ。

同氏がCM出演しているAmazonプライムに対して不買運動を起こしているって状態。

ツイッターでは見事トレンドワード入りを果たしました。

 

 

 

・・・

 

 

 

いや、あのさ。

 

 

 

CMに起用されているタレントの好き嫌いで商品の購入是非を決めるのは、もちろん個人の自由よ?

好きなアイドルがCMしてる商品を率先して買うのも自由だし、

嫌いなタレントがCMしてる商品を避けるのも自由です。

 

だから、今回のように三浦瑠麗氏が嫌いでAmazonプライムを解約しようが、そんなの全然OK。

それはすべて個人の自由の範疇です。

 

 

 

でもねー、「解約運動」って言ってみんなを促す形になったら話は別。

 

 

 

たとえばですが、日常の人間関係の中で、たぶん人間的にどうしても好きになれない人が一人や二人はいると思います。

これは生きていく上で仕方がないことですよね。

だって無数に人間がいる世の中で、全員とぴったりウマが合うなんてことは絶対にありえないんだもの。

合わない人がある程度出てくるのはしゃーないことでしょう。

 

そのどうしても好きになれない人に対して、距離を取ることは個人の自由です。

これはたぶん、みんな無意識でやってると思う。

わざわざ嫌いな人と近い距離にいる必要はないですもんね。

個人でこれをやるぶんには全然OK。

 

 

ところがどっこい、

そのどうしても好きになれない人に対して「みんなで距離を取ろう」って他人に呼びかけ始めたら、どうでしょう?

あいつと付き合うのみんなで止めようぜって。

あいつ気に喰わないからみんなで嫌おうぜって。

 

この行為を一般的になんていうか、知らない人はいないでしょう。

学校や職場で耳にするアレですね。

いじめ。

 

 

嫌なことを嫌だというのは個人で自由です。

だけど、みんなで嫌おうぜと人を促すのであれば、それはただのクソ野郎。

そんなところに正義なんか1ミリのかけらもございませんよ。

 

そもそも主張する意見に不満があるなら、それに対する意見で返せという話

今回の件の発端は、

三浦瑠麗氏があるひとつの議題に対して白だと言ったか、黒だと言ったか。

ただ、それだけなんですよね。

徴兵令に対して前向きな発言をした、ただそれだけ。

 

それに反対するのは自由。

だけど、反対ならその発言に対して意見で返すのが筋ってもんでしょ。

しっかりエビデンス出して、徴兵令がいまの日本を幸せにしないことを論理立てて主張すればいい。

 

 

なのに、やってることは「議論に全く関係ない部分で困らせようぜ!みんなで!」ってさ。

それも自分は悪に対して正義の鉄槌を下しているんだと錯覚しながら。

俺は正義の味方スーパーマンだ、って。

 

 

 

 

これは声を大にして言うね。

ダセぇよ。

 

 

 

 

 

中年スーパーマン左江内氏でも読んで、正義の味方とは何たるかを学びなさい。

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