青柳総本家 浅草店
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
浅草界隈はこの土日で一層人波が戻ってきた印象があって何より。
あとはマスク取っていい風潮にさえ変わっていけば、以前の魅力が出てくるんだけども。
まぁ、徐々にでも前に進んでいくといいねぇ。
はい、今回も新規オープンのお店です。
青柳総本家 浅草店に行ってきたよ!
お店の場所は浅草寺そばにある弁天山児童公園のすぐ目の前。
伝法院通りからならレストラン大宮の角から北の路地に入ったところです。
この青柳総本家は名古屋に拠点を置くういろう屋さんの老舗。
創業は1879年だそうなので、もう150年近い歴史を持つお店なわけですね。
取り扱っている「青柳ういろう」は日本国内販売量ナンバーワンだそうで。
まさにキングオブういろう。
余談だけど、演劇人の稽古でお馴染みの外郎売り(ういろううり)は、あれ薬のほうね。
本文理解してれば間違いようがないはずなんだけど、たまにいるのよホントに(苦笑)
そんな青柳総本家が浅草に上陸です。
大きなテナントではないので出張直売店みたいなイメージかな。
改装したばかりの真っ白で清潔感のある建物。
あ、お店にはイートインスペースはありません。
つい目の前の弁天山児童公園で食べたくなりますが、ここ児童と保護者しか使っちゃいけないので注意ね。
面倒でも浅草寺境内のベンチなどに移動して食べましょう。
ういろうの老舗ですが、実はこの浅草店の一番の推しはこのケロトッツオ。
流行りのマリトッツオをもじって作られた和菓子ですな。
「ひよこ」みたいな薄皮生地に餡とたっぷりのクリームをサンドしたもの。
なんでも2021年の夏に期間限定で販売したら人気爆発。
あまりの売れ行きにういろうに続く第二の主力製品としてレギュラー化してしまったんだとか。
カエル&マリトッツオおそるべし(笑)
扱っているケロトッツオは2種類。
こちらはクリームチーズ&レモン(360円)。
息子がかぶりついた断面。
あんまりキレイな写真でなくてすんまそん(笑)
クリームにはチーズ感があり、さらにレモン果汁が入っているのか後味にほのかな酸味が感じられます。
また実はクリーム以上に餡子がたくさん上下に隠れていて、
生地の甘さ、餡子の甘さ、クリームの甘さの三重奏で攻めてきます。
なかなか贅沢なスイーツですな。
こちらは後発商品である、ラムレーズン&くるみ(370円)。
その名のとおりラムレーズンとくるみが入っているのですが、ラムの芳醇な香りがチーズクリームと合わさって、なんとも大人なお味。
くるみの食感もアクセントになって良い感じ。
まぁまぁお酒感あるので、子供には残念ながらNGですな。
お酒まったくダメって人もご注意を。
でも大丈夫な人には強くオススメしたい美味しい和洋折衷スイーツ。
さらに、新規オープンキャンペーン的な感じでういろうをひとつサービスしてくれました。
ストロベリーの箱入りういろう2個入り。
普通に購入すると540円するのに、これをサービスとは太っ腹。
名古屋の方角を見てお辞儀したくなった。
箱がとってもオシャレでカワイイ。
何かに流用したくなりますな。
ういろうはプルプルのもちもち。
パッケージを開けたときには苺の清涼な香りがぶわーっと来ます。
想像以上のいちご感。
味はあっさりながらに後味に甘さ広がる感じで美味しい。
自分も久しぶりのういろうだったし、子供は初めてのういろう体験でしたが、あっという間にペロリ完食。
ういろうってもうちょっとメジャーに評価されていい食べ物なんじゃないかと素直に思ったりして。
ゴチソウサマー。
人気のケロトッツオももちろんですが、個人的にはういろう購入できる場所が近所にできたのは嬉しいかな。
浅草ではいろんなスイーツが参入してきてネタが被ってるものも多い中で、何気にういろうって今までなかったので。
仲見世通りや伝法院通りから近くて使いやすいので、気になった方はぜひぜひ。
ケロトッツオはラムレーズンがおすすめ(レモンのほうはほぼ子供に食べられたw)。
したらな!
青柳総本家 浅草店
東京都台東区浅草2-2-14
営業時間 11:00~20:00
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