東京浅草 浪漫
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
コロナに対しての国民全体のマインドが回復してきたこともあるのか、浅草もこの春から新規オープンのお店が増えました。
閉店しちゃったお店もあれば、そこに新しく入ってくる風もある。
浅草に住む身としては、せっかくなら入ってきた風は応援したいものです。
ほい、今回は東京浅草 浪漫に行ってきました。
仲見世の裏路地に新規オープンしたパン屋さん。
お店の位置は仲見世の東側の裏路地。
浅草よ兵衛とか、そらつきとか、アルテリアベーカリーとかがある細い路地ですね。
前は何のお店が入ってたっけ?
意外にこの通りもお店の入れ替わりが激しいから、もうわかんないな(汗)
この東京浅草浪漫、なんと運営者は現役の歯医者さんなんだそうです。
自身のパン好きが高じてついにパン屋さんの経営まで始めてしまったんだとか(笑)
→東京新聞:歯医者さんが浅草でパン店開業 「高齢者も食べやすく」
記事にお名前ある、中央区で歯科経営してる井上慎太郎さんってこの方かな。
同じ医療法人で大阪や東京港区にも別院を持ってるみたい。
47歳には見えない若々しい方ですな。
ちなみにベーカリー開業支援で有名なリエゾンプロジェクト絡みみたい。
パン職人の高度な熟練の技術を数値化、レシピ化して提供するというアレですな。
「職人経験なしでも作れるパン」っていうと購入側としてはマイナスイメージあるけど、
安定して美味しいパンが作れるってのは大きなプラスだし、何より文句なしに美味しいのがいいよね。
テナント自体はやや手狭なのでイートインスペースはなく、
L字に配置された商品ディスプレイと販売カウンターのみ。
大正スタイルのお姉さんたちが笑顔で出迎えてくれます。
ちょっと前にできた大正ロマン館もそうだけど、浅草界隈もかなり大正スタイルに舵切りが強くなりましたね。
レンタル着物利用してる若い子たちもみんなそっち系になってきたもんなぁ。
このブームの火付け役って鬼滅?
オープンして間もない割にはスタッフさん手際よくて接客もいい感じ。
まぶしい笑顔での試食呼び込みに、目的なくふらふら歩くおっさんは次々吸い込まれます、私のように(笑)
パンたち。
一番安いシンプルなあんぱんでも220円なので、ちょっと値段は全体的にお高めな感じ。
リエゾン&一等観光地だとこのラインは仕方ないのかも。
とりあえず今日は様子見で2つだけ購入して帰宅ー。
浅草こしあん塩バター(260円)。
表面は素手でさわるとちょっと脂がつくタイプのやつ。
ちょうど焼き立てで出てきたやつを拝借したので、ふんわり柔らかくて香ばしい香りがふわーん。
食べる前から美味しいのわかるやつだ。
中にはこしあんがたっぷり。
生地の中に多く使われているであろうバターの風味と餡のコンビが素敵。
子供とかもすごい好きだろうなぁコレ。
大人の私もばくばく食べ進めてあっという間にペロリでございます。
もひとつ、「スタッフイチ押し!」の札がついていたチーズ浪漫330円。
4種のチーズが使われているというその断面は、もうチーズまみれ(笑)
パンの表面に薄くチーズが乗ってるんだろうと思っていたら、中までしっかり詰まっておりました。
上品なチーズグラタンって感じの味わいで、すごい奥行きのある味わい。
レンジで10秒ぐらいだけ温めるとさらにおいしくなりそうって思ったけど、
そのままでも美味しかったんで温める前に食べ終わっちゃったわ(笑)
ゴチソウサマー。
ベーカリーとしてはどうしても値段に目がいってしまいますが、
実際に買って食べてみればコスパとして十分ぐらいに美味しいパンたちでございました。
地元民であれば普段使いというよりは、他所へのお土産用や、ご褒美用の使い方にいいかもですねー。
観光であれば小腹満たしに買って、浅草寺の藤棚ベンチで食べるなんてのいいかも。
あ、浅草ベーカリーMAPも更新ですな。
浅草でパン巡りするならこちらも参考にどーぞ―。
したらな!
東京浅草 浪漫
東京都台東区浅草1-32-7
営業時間 9:00~17:00(定休日なし?)
03-5830-3042
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