亀十
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
さすがに浅草タピオカスタンド巡りもこないだのまっけんちゃで終止符でしょう。
いや終止符であってほしい(笑)
さぁ、今回は有名どころで。
どら焼きの亀十にいってまいりました。
ちょっとでも浅草知っている人であれば説明は不要ですね。
雷門の斜め向かい方向にある老舗の和菓子店です。
大正末期の創業だそうなので、もう90年以上も営業してることになりますね。
素晴らしいことで。
ちなみに浅草ではどら焼きの有名老舗といえば、おがわというお店がありました。
鰻の有名店「初小川」の息子さんたちが創業したお店で、
浅草通り沿いに浅草店、100円ローソンの隣に雷門店ってのがあったんですが、すでに10年ぐらい前に廃業されてしまいました。
こちらも抜群に美味しかったんだけどなぁ。
おっと、亀十から話が逸れちゃったい。
はい亀十。
以前は平日も土日も地下鉄入口まで並ぶような大行列だったんですが、
いまはコロナ禍の影響もあって比較的客足は少なめです。
それでも午前中は並んだりしますが、夕方近い時間帯であれば普通に店内入れるので遅い時間の来店がオススメ。
(あんまり遅すぎても売り切れちゃいますが、とりあえず当面はそれほど心配ないかと)
有名なのはもちろん言わずもがなのどら焼きですが、何気に他のラインナップも充実しております。
彩りも鮮やかでおいしそうですね。
どら焼きとセットで手土産にするのも良さそう。
購入したのはやはりどらやき!
黒餡も白餡もどちらも360円。
亀十のどらやきはなんといっても生地が一番特徴的。
普通のどらやきの生地ってだいたい固めでもっちりした感じが多いですが、
亀十のはなんというかスポンジケーキやシフォンケーキみたいにふわふわ。
気泡がたくさん含まれていて、ものすごく柔らかくて口どけも良し。
餡は黒餡と白餡の2種類があります。
餡はどちらも標準より少し柔らかめでとろみがある感じ。
ふわふわの生地にその甘さが緩く染み込んで、口の中で芳醇な味わいをみせてくれます。
北海道産の小豆を使った黒餡のほうは甘さ濃密、
手亡豆を使った白餡のほうはしっとりと落ち着きのある大人の甘さ、って感じかな。
どちらもそれぞれの良さがあって、どちらが美味しいかは決めかねるぐらいです。
ゴチソウサマー!
さすがは東京三大どらやきと言われるぐらいですね。
その名に恥じないクオリティ。
(あと2つは上野のうさぎやと東十条の草月)
これだけ有名店だとやっぱりアンチなんかも一定数いて、
「並ぶほどのものじゃない」「観光地価格だ」なんて意見もチラホラみますが、
個人的にはかなりレベルの高いどら焼きだと思ってます。
自分は客足が少ないタイミングに運良く通りかかったなら、いつでもフラッと購入したいぐらい好きですよ。
浅草から観光客が減ってしまっている今ならそれほど並ぶストレスなく手に入ると思います。
まだ試したことない方、老舗を応援する意味でも浅草観光&亀十訪問をご検討あれー。
したらな!
亀十
東京都台東区雷門2-18-11
営業時間10:00~19:00(どら焼きは1日3000個のみ生産)
定休日なし
03-3841-2210
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