千石ラーメン
※ 残念ながらすでに閉店してしまいました。
今日は夜の浅草を徘徊です。
意外に知られていませんが、夜の浅草ってけっこう情緒があっていい感じ。
昼間はあんなに観光客でいっぱいだったのが静かになり、
街灯でライトアップされた街並みが良い味だしてます。
そんな中訪れたのは「千石ラーメン」。
雷門通りから少し路地に入ったところにお店があります。
しっかし、アヴァンギャルドな看板だなぁ。
看板自体も派手派手ですが、「バカうまラーメン」って文言もなんだかアレですね。
なんだかこの一角だけ田舎の温泉街みたいになってる(笑)
店内はラーメン屋にしては一風変わっていて、まるで夜のお店みたいな雰囲気。
ラーメン屋の前はここスナックだったのか?って、そんな感じです。
あ、ちなみに席数はカウンター10席、4人掛けテーブル8つぐらい。
昼も夜も変わらぬメニュー。
浅草界隈としてはかなりリーズナブルな値段設定ですね。
ノーマルラーメン550円なんてチェーン店以外ではあんまり見かけない。
定食系も全部800円台で収まってるっていうのもスゴイ。
今日は千石ラーメンと半チャーハンのセット(800円)を注文しました。
まずびっくりしたのが注文してから出てくるまでのスピード。
ラーメン+チャーハンなのに5分もかからず運ばれてきました。
カウンター席だったんで厨房が丸見えなんですが、
店長らしき人の手際の良さがハンパない(汗)
女子の前であれだけ鮮やかに中華鍋を振るえたらモテそうだ(笑)
さてさて千石ラーメンは、醤油味のいわゆる昔ながらの東京ラーメン。
スープは落ち着いた気持ちになれる味です。
麺は普通の太さの縮れ麺ですが、もうちょっとコシが欲しかったかも。
スープとの絡みはいいのに口の中でプチプチ切れちゃう食感がもったいない。
チャーシューは最近の流行とは逆を行く、脂身のほとんどないパサパサ系。
しかし見ためとは裏腹に、一噛みすると肉のジューシーな味と香りが口の中に広がります。
個人的にはこのチャーシューはヒットですね。
チャーハンは可もなく不可もなくって感じかなぁ。
そこそこパラパラしてるけど、なんかこのチャーハン存在感薄い。
味に深みが足りないっていうのかな?
角切りチャーシューや玉葱が飯の中にもう少し多く混じってたら良かったのかも。
全体的には値段に見合った晩御飯だったと思います。
看板はなんだかアレですが、普通にご飯食べるには良いトコだと思いますよ。
・・・あとは分煙さえしてくれれば(汗)
こういうお店だと仕方ないのかもしれませんけどね。
千石ラーメン
東京都台東区浅草1丁目17-12
営業時間:お昼から21時ぐらいまで? 火曜定休日
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