浅草つむぎ
浅草演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
涼しくなって過ごしやすくなったと思ったらいきなり急転直下の寒さで驚き。
先週までTシャツで過ごせていた日々が夢のよう。
もうこの世の中から秋という季節は消え去ってしまったのか。。。
寒くて天気が悪いときは、屋根がある商店街に行っとこう。
ってことで、浅草つむぎに行ってきました。
お店の位置はひさご通り商店街の中。
アーケードがあって雨風すごしやすい昔ながらの商店街です。
商店街の中ではやや北寄りのほうかな。
お好み焼きのぽんちゃんのすぐ隣、たこ焼きのtaco44.なんかも近いっす。
浅草つむぎは、いわゆる昔ながらのそば屋さん。
創業年数は結構古いサイトのページに30年って書いてあったので、いまは40年とか経ってるのかも。
どこにもお店の宣伝をしてないそうで、なんとひさご通り商店街の公式ページにすら掲載されていません。
そのこともあってお店の中はほとんど常連のお客さんが多い印象。
浅草という土地の観光地的な人気にあやからず、来店してくれるお客さんにずっと美味しいおそばを提供し続ける歴史あるお店。
店内はこんな感じ。
2人掛けのテーブル、4人掛けのテーブル、8人掛けのテーブルとあって、ぜんぶで30席ぐらいかな。
ファミリーでも、お一人様でも、気兼ねなくくつろげる雰囲気っす。
何よりご高齢の女将さんがすごい人当たり良い。
浅草の老舗店って接客にけっこう差があったりするけど、温かい接客でほっこりした気持ちになってから食べる食事のほうがやっぱり美味しく感じるもんねぇ。
メニューは・・・・
そばメニューの写真がボケて使い物にならなかったので、それ以外だけでスマソ(汗)
そば屋さんなのでもちろん蕎麦メニューが中心です。
680円~1600円ぐらいまでの価格帯。
うどんメニューもけっこうある。
お店の奥にある蕎麦打ち室で手打ちしてる蕎麦はコシが強くて美味しいらしいですが、
なんかWebレビューで親子丼を美味しいと言っている人が多かったので、ついつい親子丼を注文(笑)
そば屋の紹介記事だからって、そばを紹介すると思ったら大間違いだぜ!(←無駄に強気)
味付けは甘味よりもダシの旨味が引き立ってる感じ。
味はしっかりついてるんだけど、濃い味っていうわけでもない絶妙なラインっす。
鶏もも肉はかなり大きいものがゴロゴロしとります。
いままで食べたことがある親子丼の中ではけっこう肉の比率高い印象。
ああ、どうしてそば屋で頼む丼物って美味しいんだろうね。
カレーとかもそうだけど。
そば屋でそば以外のモノを食べるアウトロー感も手伝うのかもしれない。
少しつゆだく気味で、食べ終わる間際の丼の底にはダシがしっかり染みたご飯が残り、それを一気に掻き込む幸せといったら。
ああ、感無量。
ゴチソウサマー。
今回は丼物を堪能したけど、次回はやっぱりそばを食べてみたいね。
常連と見られるお客さんの中には鴨南蛮を頼んでる人も多かったのでそっちも気になる―。
昔ながらの温かい地元密着型のお蕎麦屋さん。
浅草観光で映えスポット巡るのもいいけど、こういうお店で浅草の人情を体験するのも貴重な時間なんじゃあないでしょうか。
浅草でご飯に迷ったときにはぜひ選択肢に―。
したらな!
浅草つむぎ
東京都台東区浅草2-22-12
営業時間 11:45~21:00(火曜定休日)
03-3844-8713
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