学術会議のボロが次々出てくる有様について
ニュースで散々やってるので説明するまでもありませんが、
学術会議の任命拒否問題がどんどん話が膨らんで、なかなか面白い展開になってますね。
最初の第一報では
「反政府的な学者を任命拒否だと!?なんたる独裁政権だ!許せん!」
って感じの世論だったんですが、
次第に、
「あれ?そもそも学術会議って何ー?」
「年間10億も税金使ってるって?なんか活動してんの?」
「任命されなかった6人って、逆に推薦される理由は何なの?」
「中国とつながってるってマジ?」
みたいな疑問が次々とあぶり出され、
もしや学術会議ってヤベー団体じゃね?って感じで追求が始まってしまい、
思いっきりヤブヘビで炎上状態。
さらに「政府は学問の自由の侵害をしている!」なんて言っときながら、過去に北大の研究には圧力をかけて辞めさせたエピソードが掘り出されるとか、
池袋暴走事故で無罪を主張して今タイムリーに大バッシングを受けている飯塚氏がかつて学術会議の委員長を務めていたとか、
学術会議はこんな有意義な活動してるんですよって東京新聞にわざわざ寄稿してアピールした内容が「レジ袋有料化のきっかけとなる提唱」だったりとか、
もうマイナス判断するしかない材料が多過ぎて絶句ですよね。
白か黒かで判断するかって言ったら、もうどっちか決定的に思えちゃうレベル。
レジ袋有料化か・・・とくにアレはひどいかった。
お前らがあの愚策の発案者か。。。俺一人一人ビンタしたいぐらいだもん(笑)
↓過去に書いた記事

政府も学術会議を行政改革の対象として見直しを進めるらしいので、
これからどんどんメスを入れられていくでしょう。
学術会議の形勢が悪くなればなるほど、近親者や内部の告発者も声を上げやすくなって、
新たな問題も掘り起こされると思われ。
会も良い方向で変革していくんじゃないでしょーか。
菅さんがどうして任命拒否理由を明らかにせず話題に油を注ぎ続けるんだろうと思ってたけど、
世間の注目を集めることでこういう膿みのあぶり出しをしてるんだとしたら、相当策士だね。
正面からストレートに斬りかかっていくよりよっぽど効果的だもん。
じわりと世論を動かして既得権益を潰しに行くパンケーキ将軍おそろしや!
河野さんの脱ハンコに速攻で動く姿勢からも感じたけど、この学術会議への切り込み、FAX廃止への動き、夫婦別姓容認への動き、ここ十数年の内閣の中で一番の機動力じゃない?
自分は自民党大っ嫌いだけど、菅内閣にはこれまでにない淡い期待を抱いてちゃってる。
脊髄反射で政府イコール悪に決まってる!みたいな姿勢の人、最近の政治の動きはちょいとフカンして見てみることをおすすめしますよ。
さてさて明日はどこに切り込んでいくんでしょうな。
将軍様、がんばってくださいましー。
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