とんかつ河金 千束店
演劇人が送る浅草グルメシリーズ!
子供の保育園が始まったおかげで機動力が若干アップ。
これまで以上にばんばん食べ歩いていくよ!
ってことで、今回はとんかつ河金 千束店です。
お店の位置は浅草5丁目。
千束通りを北上してすっぽん料理のつち田のところで左にいった路地。
最近は奥浅草エリアも隠れスポット的な感じで人気が出てきましたが、
浅草5丁目はその奥浅草エリアの中でも奥のほうですね。
観光客はまず足を踏み入れないため、まだまだ穴場感があります。
この創業100年を超えるとんかつ河金は、名前のとおりトンカツ屋さん。
中でも有名なのは河金丼と呼ばれるカツカレーのどんぶりです。
いまや洋食屋さんのレギュラーメニューとして当たり前のカツカレー。
1948年に銀座の洋食店グリルスイスで元ジャイアンツの千葉茂氏が「カツとカレーを一緒にして出してくれ」っていったのが始まりと言われていますが、河金はその30年前から営業していて河金丼を提供しているんですよね。
なのでカツカレーの発祥店はこの河金になるのではないか、というのがもっぱらのウワサ。
はい、お店はいかにもな街の定食屋さん。
カウンター席が5~6席、お店の奥には4人掛けテーブルが2つほど。
外装内装ともにかなりの歴史を感じます。
でもお値段は老舗とタカをくくった設定ではなく、極めて良心的。
おおよそ1000円からの定食がずらりと並びます。
量が匁(もんめ)表示なのがなんか味があっていいですね。
ちなみにさっきのメニュー表に「昼のお品書き」とありますが、
実はこれとは別にランチメニューってのがあったりして(笑)
河金丼に唐揚げがついたりいろいろお得なので、ちゃんとチェックするようにしましょう。
あ、ちなみにこっちは夜メニュー。
定食が単品に変わっており、居酒屋仕様になるみたいです。
夜の時間帯に来てとんかつつまみに一杯ってのもオツですね。
今日はランチメニューとなっていた河金丼(並)+からあげ2個つきを注文。
味噌汁とお新香がついてこのボリュームで税込み900円。
かなりリーズナブルです。
うまそーーーーーーーーー!
河金丼にスプーンを入れると、トンカツと千切りキャベツが現れます。
カツのサクサクの衣にカレーが染みて何ともジューシー。
肉は柔らかく、スプーンで簡単に切ることができるレベルです。
旨し。
カレーはちょっと塩気が強め。
濃い目の味付けになるので、場合によっては苦手な人もいるのかも。
ぼかぁ、とろみのあるしょっぱいカレーは好きです。
からあげ。
衣がガツッと主張してくる固めの仕上げとなっています。
中華料理屋とかでよく見るタイプのやつですね。
こちらも香ばしくて美味しい。
お肉は胸肉なのかちょい固めですが、柔らかいトンカツと食感の差別化があってよいかと。
ゴチソウサマー。
ふー、大学の近くとかにあったら超人気でそうですね。
逆に女性客には重すぎるのかななんて思ったんですが、自分が食べ終わる頃に女性二人組がやってきて慣れた感じでロースカツ定食を注文してました。
女性には重いかも発言、即撤回(笑)
カツカレー発祥のお店といわれる河金。
入谷の方にも姉妹店があるので、浅草外からだとそちらのほうが訪れやすいかもですね。
何かスペシャルなカツカレーっていうアレではないですが、
昔ながらのほっこり落ち着ける親近感のある味わいのカツカレーです。
是非一度お試しあれー。
したらな!
とんかつ河金 千束店
東京都台東区浅草5丁目16−11
営業時間 11:00~20:00(土曜定休)
+81338720794
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