昨日、2020年夏の甲子園の中止が発表されちゃいましたね。
高校球児達の無念の気持ちは想像もつきません。
甲子園の舞台に立つっていうのが彼らにとって揺るぎのない目標だったのは言わずもがなだし、
中には相当小さい頃から毎昼夜の努力を続けて今年の舞台を待ち望んでいた子なんかもいるはず。
喪失感どころの感情じゃあないでしょう。
個人的には「甲子園中止?アホなの?」って思ってます。
広く言えば、インターハイ中止とか演奏会中止とかも全部ひっくるめて。
感染拡大防止が目的なら控える意味があまりに薄すぎる。
新型コロナウイルスが未知の脅威だった1月や2月のことなら当然の中止判断なんですけどね、
情報が出揃ってきている今じゃあ全然違ってきます。
・日本人を含む東アジア人にとっては毒性はインフル以下
・高齢者や持病持ち以外では重症化率はかなり低い
・さらに若年層では、重症化しにくいし、感染しにくいし、他人にも拡げにくい
・日常生活での感染経路の主は会話が伴う食事会
・抗体検査結果からすでにウイルスに触れ終わった人の割合が相当高いと推測
ここまで情報がわかっているウイルスに対して、
「感染リスクをなくせないから」を理由として甲子園中止の判断をした日本高野連。
ほんとワイドショーでしか情報収集してないんだろうなぁって思う。
国内で危険なウイルスの存在が初めて認識され、
それから治療法も感染拡大阻止策も何もかも手探りだったこのグダグダの数か月。
にも関わらず、現時点で10代以下の死亡者はゼロです。
(ちなみに20代では唯一28歳の力士が1人亡くなりましたが、彼は糖尿病持ちでした)
よく比較されるインフルエンザは老若男女構わずに命を奪っていますが、
新型コロナウイルスについては高齢者と持病持ちを狙い撃ちしていて、若年層に対してはリスクがほとんどない。
完全にお年寄りと持病ありの方だけが慎重になるべき病気です。
若者への影響は風邪レベル。
しかも、流行もどう見ても顕著な収束傾向にあり。
新規感染者数は激減、しかも新規のほとんどが院内感染。
つまり街中で歩いてて感染するのは、逆に狙っても至難の業という状況なわけ。
先に第一波が収束したお隣の中国や韓国の動向を見ててもわかりますが、
日本において3月頃の規模に匹敵するような波が再びやってくるとは1ミリも思えません。
いやホントさ、甲子園やったらいいじゃんよ。。。(´◦ω◦`)
そりゃあ試合から練習にいたるまで、ちゃんと対策は必要です。
高齢のコーチや引率の先生は警戒しなきゃいけないし、もちろん若年層に影響少ないからといって、ドリンク回し飲みとか、大声での掛け合いとかはNG。
日頃の体調管理はいつも以上に気を付けなきゃだし、更衣室とかの接触多そうな場所でも正しい振る舞いが必要になる。
そういうのはおざなりにしないのが大前提。
無観客試合だったら客席内での感染リスクもないし、遠距離移動が発生する人も最小限になる。
宿泊施設もいまインバウンドなくてガラガラなんだから、宿で違う学校の生徒が接触しないのも容易なはず。
いったいどこに感染拡大リスクがあるっていうんだろうか?
練習量に学校間で不公平ができるとかいう意見もあるけど、
そもそも北海道から青森まで雪が積もったり雨が多かったり天候はバラバラ、学校の設備はナイター可能な広大なグラウンドがあるところもあれば、裏山の空き地の延長みたいなところもある。
練習量の格差なんて、はっきりいっていまさらの議論でしょ。
あと学業に影響がって意見もあったけど、これもバーカ!って感じ。
机を使った勉強も、部活動も、すべてひっくるめての学生生活でしょ?
コロナ自粛のせいでその分母量が減ったからって、その減った分を部活動部分だけに負担させようという発想がすでにお門違い。
準備不足でケガとか言ってるのは論外。
そりゃキャッチボール出来ないレベルで試合出りゃケガするだろうけどさ。
甲子園出場校のレベルなめとんのか!(笑)
コロナの恐怖にすっかり洗脳されちゃった人たちは、
これだけ根拠を並べても「でも感染リスクはゼロじゃないから!」なんて反論してくるんですけどね。
ゼロリスクって、そもそも生活ができませんがな。
「交通事故が怖いので一生外出しない人生を送ってます」
「風邪やインフルエンザが怖いので一生外出しない人生を送ってます」
なんて人が、もし身近にいるようならぜひ教えてくださいませ。
みんなどこかで、ある程度のローリスクを許容して生きてんですよ。
野球っていうくくりでみても同様。
野球部の部活動中に熱中症で亡くなった生徒は過去に何十人といますし、
頭へのデッドボールで亡くなったケース、
バッターが打った打球が当たって亡くなったケース、
大会へ向かう途中のバスが事故に遭って亡くなったケースなど、
死亡事故の実例は様々です。
もし「ゼロリスクしかダメだ!」って主張するなら、暑い日の練習はすべて禁止、人を怪我させる球威のピッチング禁止、人を怪我させる打球が飛びそうな強いバッティング禁止、大会へバスで向かうの禁止ですな。
前述したとおり、甲子園におけるコロナリスクなんて極限レベルに低いです。
これから時間とともに抗体所持者ももっと増えるし、医療体制整備や感染症データの蓄積も進んで、治療や予防のノウハウもさらに確立していくので、コロナのリスクはさらに下がっていくはずです。
数か月後のコロナリスクなんかより、よっぽど熱中症リスクとかのほうが何倍も懸念事項だと思いますけどね。
お偉いさんたち、頼むから正常な判断力持ってくれよお。
ワイドショーしか見てないコロナポンコツ脳の判断で球児の夢が犠牲になるのは本当に悲しすぎる。
とりあえず、地方の高野連では独自大会を行うってところもあるみたいで、それがせめてもの救いか。
甲子園とじゃ目標として雲泥かもだけど、せめてそれぐらいの場所を各都道府県が提供してくれますように。。。
吉村知事、リスク覚悟で「考え直して」高野連に注文 #吉村洋文 #kokoyakyu #高校野球 #甲子園中止 #甲子園https://t.co/wBIf8t5F23
— 日刊スポーツ (@nikkansports) May 20, 2020
首長の中では吉村さんが決行してほしかった的なコメント。
まぁ、この記事内では精神的な部分しか語ってないけどもね。
実際のコロナリスクの大小をデータを元にして定量的な理解をしてるから、経済再開にしても建設的な意見が出せるんだよね。
吉村さんが兵庫の知事だったら、甲子園開催可否ももしかしたら変わったのかなと無駄な妄想してみたり。
兵庫の偉い人は「現在の感染状況では休業要請の解除もやむを得ない」とか言ってるらしいので →コレ
やむを得ないってなんだよ、もっと感染拡大しないと困るのかねアンタ?(怒)
思考回路がおかしくなってきてるご老人は、そろそろ表舞台からご退場お願いします。
もう日本まるごと吉村さんに独裁してほしいわ(笑)
いろいろ問題も出るだろうけど、それでもいまの現状よりはよっぽどマシな日本になると思いますよ。
したらな!
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