塩生姜らー麺専門店 MANNISH 浅草店
※ 残念ながら2022年12月に建物老朽化のため閉店となりました
浅草在住演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
緊急事態宣言も延長しそうな空気で相変わらず平日の浅草は寂しい賑わいですが、
こんなときこそ温かいモノ食べて気分上げていきましょー。
ってことで、今回はラーメン屋さんです。
塩生姜らー麺専門店 MANNISH 浅草店に行ってまいりました。
MANNISH(マニッシュ)は神田のお店が有名ですが、蔵前や亀戸へと店舗を拡大し、
最近になってこの浅草にも進出されました。
まだ1月8日にオープンしたばかりのホヤホヤさん。
お店の位置は駒形1丁目で、浅草の観光エリアからはちょびっとだけ南のほう。
浅草界隈の人気カフェであるフェブラリーカフェの本店と同じ並びの路地ですね。
フェブラリーの2~3軒ぐらいお隣りになります。
元々は中華料理屋さんの「麺駒」が入っていたんですが、そこの店主さんがご高齢で引退。
そのお店を息子さんが引き継ぐ形でこのMANNISH浅草店ができたそうです。
なんとも親孝行な息子さん。
新店舗になっても、看板もそのまま、厨房もそのままっていうのがまた「粋」ですね。
お店の中は、コロナ禍ということもあってか席は仕切り板を付けたカウンター席7席だけです。
食券制で店名にもあるとおり塩生姜ラーメンがメインとなっています。
多店舗では期間限定ラーメンなんかもあるらしいですが、まだ浅草店ではオーソドックスなもの一本で行くみたい。
着どーん!
塩生姜らー麺の味玉入り!
細麺であるせいか、比較的短時間で出てきました。
あと食券で味玉入りを頼んだんですが、「初めてのお客さん」には味玉サービスしているとのこと。
わざわざ差額をキャッシュバックしていただきました。
ありがとうごぜいます。
初顔のお客さんの顔は流石に全部覚えられないだろうから、
たぶん「初めてのお客さん」っていうのは「本日の一番乗りのお客さん」って意味なんだろうと思う。
11時開店直後に訪問して良かった(笑)
麺は中細のストレート麺。
調べてみたら三河谷製麺のものらしいです。
つるつるとしてしっかりしたコシがあるタイプ。
(麺の性質上「固め」が向いていないらしく、麺を固めでの注文は承ってないとのこと)
スープはこれ以上ないぐらいに透き通った黄金色。
ほんのりとした生姜の風味が先に来てから、すーっと塩味がゆっくり追いかけてくる感じ。
MANNISHが有名店である理由がすぐにわかる美味しいスープでほざいます。
ちなみに刻んだ生姜が丼の底に沈んでいるので、食べている最中に底のほうを探れば味変しながら食べることが可能。
でっかい炊飯器で煮込まれた鶏チャーシュー。
さっぱりしているのに美味しい脂がたっぷりで旨い。
味玉は、すぐに真ん中で切っちゃうことをオススメ。
塩生姜スープが染み込んだ黄味は本当にウマい。
舌が生姜慣れした後半戦のために、テーブルには生姜酢が用意されています。
匂いだけ嗅ぐとけっこう強烈なインパクトがあって、
「こんなキツイの足して本当に美味しくなるの・・・?」なんて思っちゃいましたが。
でも実際に足してみると、まろやかな酸味と甘みがグーッと風味の奥行きを演出してくれます。
最後の〆にけっこう大胆に投入してもアリかなと。
俺はこの生姜酢すごい好き。
ゴチソウサマ―。
人気店の看板に恥じない、おいしいラーメンでございました。
ちょくちょくある遊び心もいいよね。
店員さんの人柄が垣間見えて、気分よく食事をすることができます。
これからも繁盛していってもらいたいラーメン屋さん。
みんなもMANNISH浅草を応援してあげてくださいまし。
したらな!
塩生姜らー麺専門店 MANNISH 浅草店
東京都台東区駒形1丁目9-9
営業時間 11:00~20:00(定休日不明)
(※材料なくなり次第終了)
050-1287-6795
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