ステーキハウス 浅草松波
低予算グルメばっかり紹介しているこのサイトですが、
今日はちょっと気合入れてランクの高いお店を攻めてみました。
「ステーキハウス 浅草松波」です。
お店は国際通り沿いで、田原町駅側から来た場合はROXのちょい手前にあります。
天麩羅の多から家やとんかつの多津美のすぐ近く。
ここはその名の通りステーキ屋さん。
特選和牛5番を扱う高級店で、夜にご飯を食べに来ると簡単に福沢諭吉が飛んでいくレベルです。
このサイトの趣旨からいくと本来は全く太刀打ちできないお店ですが、平日お昼なら話は別。
なんと平日ランチタイムならばステーキランチが1,575円で食べられるのです。
13時近くに訪れましたが満員状態。
ラッキーなことにすぐに空席が一つできてすんなり座れましたが、
もしランチタイムど真ん中で訪れていたら、ガッツリ並ぶことになっていたかもしれません。
店内は外観そのままのイメージでした。
石造りに木造の家具をオブジェクトにしていて、灯りはランプなどを使ってオシャレに演出しています。
通された部屋には、鉄板がくっついたコの字型の6人掛けカウンターテーブルが3つ。
奥の部屋にもまだ大きな客室が見えました。
2階にも客席があるみたいです。
女将さんらしき人に注文を告げると、白ヒゲのシェフが肉と野菜を持って自分の鉄板の前まで来てくれます。
「ニンニク大丈夫ですか？」「焼き加減はどうしますか？」の2つの質問の後、目の前で調理タイム！
厚いリブステーキをものすごい手際の良さで焼き上げていきます。
最初に脂身と赤身を切り離し、赤身に塩やコショウで味付けしていきます。
赤身はすぐにひっくり返してパッパと切り分けて
ニンニクチップと合わせてこちらの鉄板皿に乗せてくれます。
肉は写真だと少なそうに見えますが、1刻んで盛り付けているせいでそう見えるだけです。
実際に目にしてみると意外に量がありますので安心してください。
1500円ランチの肉なんで、もちろん肉のレベルはそれなり（ジャージー牛らしい）ですが、
それでも文句がないぐらいに十分に美味しいです。
ニンニクチップのカリッとした炒め具合が絶妙で、肉の美味しさをものすごく引き立てています。
肉用のソースはおろし醤油ダレとゴマ味噌ベースらしきタレの2種類。
どちらも上品で奥の深い味がする良いソースですね。
何もつけずに食べる、にんにくチップと一緒に食べる、2種類のソースで食べる、の4つの味が楽しめます。
あ、肉の話ばっかりしていますが、
このステーキセット（1,575円）にはご飯、味噌汁、生野菜サラダ、大根の漬物が付いてきます。
生野菜サラダにはあまり食べなれないドレッシングがかかっていました。
チリソースをすごくマイルドな口当たりにしたみたいな味。
野菜をいくらでも飽きずに食べれそうな美味しいドレッシングです。
大根の漬物も箸休めにもってこいの薄めの甘酸っぱさ。
清涼感のある良い漬物ですね。
味噌汁は赤だしで底には大量のしじみ入り。
汁に滲み出ている貝のダシがいい感じ。
ご飯は特筆するものはなかったですが、おかわり自由だそうで。
そして肉より少し遅めに提供される野菜炒め。
切り離しておいた脂身部分を、細かく刻んで執拗に焼いて余計な脂分を除去、
その後モヤシやキャベツと一緒にササッと炒めてくれます。
全体に肉の旨みがまぶされたジューシーな野菜炒めに仕上がっています。
ウマーイ！
そして食後に運ばれてくるウインナーコーヒー。
ガラスの容器に少量だけ入っているこのコーヒー、かなり絶品です。
ウインナーコーヒーって久々に飲みましたけど、生クリームって普通のミルクとは全然コクが変わってきますね。
毎日でも飲みたい、そんなおいしいコーヒーです。
ゴチソウサマー。
いやー、満足満足。
1,575円ってのは、そりゃあ毎日のランチにするにはちょっとお高いですが、
十分にその値段分の価値はありますね。
目の前の鉄板で豪勢に肉を焼いてくれて、お店の雰囲気も良くて、コーヒーも美味しい。
自分にご褒美を、なんて時には毎回でも利用したいランチです。
ステーキ店としては敷居が低いし、料理の提供も早いし、一人でも利用しやすいしで
自分の中では今後レギュラー化しそうな良店でした。
いままでこのお店を敬遠してた自分に説教したい（汗）
みなさんも近くまでお越しの際には是非是非この平日ステーキランチをどうぞー。
リーズナブルな金額で幸せな気分になれること請け合いです。
したらな！
ステーキハウス 浅草松波
東京都台東区浅草1-11-6 TEL:03-3844-3737
営業時間：ランチ11時半～14時、ディナー17時～23時（日曜のみ14時～22時） 定休日なし
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