モンティー13
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
今回は隅田川を渡って墨田区側のエリアになるので番外編です。
まぁ、吾妻橋のアサヒビルのすぐそばだから浅草エリアに含めちゃってもいいんだろうけどね。
ほい、今回はモンティー13でございます。
吾妻橋のところにある金色のウンチのオブジェは有名ですが(ホントは炎のオブジェ)、
このモンティー13はその通りから少し坂をくだったところにある、小さなタイ料理のお店です。
以前は浅草駅の地下街にお店がありました。
あの昭和のまま時間が止まったディープな地下街にピンク照明の怪しげなお店があるのは、
それはそれで味があって良かったんですけどね(笑)
2~3年前にこちらの墨田区のほうに移転されました。
たしか以前は店名に「13」はついてなかったんですけどね。
どういう意味があって13なんだろう?
むむむ。
今回は移転後、はじめての訪問。
行こう行こうと思って、ついつい後回しにしてました。
このコロナ禍もあって、入り口ではテイクアウトの弁当も販売しています。
けっこう人気があるらしく、ひっきりなしに購入客が訪れていました。
値段も量も手ごろで確かに手を伸ばしやすい。
店内。
もうね、浅草地下街にあったときとまんま同じ雰囲気。
照明を落として、ピンク色の間接照明に電飾がひっきりなしにチカチカしているという。
写真だけ見るとここハプニングバーなのかなと思わなくもない(笑)
お冷(レモン水)が入っている金属のカップ、
そして円柱の形をしたプラスティックのテーブルペーパーBOX。
常連客の間ではこれらを見て「これこれ。これが見るとモンティー来たなって思う」ってらしいです(笑)
メニューはこのようにものすごい豊富。
ランチで全メニュー制覇しようと思ったら一ヶ月がかりになるかも。
タイ料理好きな人にはたまらんでしょうな。
タイカレー四天王は2人お休みだそうで(笑)
このモンティーの特徴は、とにかく日本人に容赦のない辛さ。
いや、マジで辛いです。
もうね、モンティーの「辛さ控えめ」は、日本の「超激辛」だと思ったほうがいい。
さすが本場のタイ料理というか、本場より辛いという声もあるぐらい。
まぁ、その辛さも含めての人気店なのですが、
自分は辛いの大丈夫と思う人でも、初めて頼むときは少し弱気なメニューを頼んでみることをおススメします。
こちらは嫁が頼んだグリーンカレー。
ルーの中には大きな具材がゴロゴロ転がっています。
よーく煮込まれた鶏肉はふんわりと柔らかくて口の中で心地良くほどけます。
自分も一口だけもらいましたが、一撃で撃沈。
甘い!旨い!・・・でも超辛い!
市販のカレールーのせいで「甘口」の反対は「辛口」ってイメージを持ちがちですが、
甘口と辛口は対義語ではないことをひしひしと実感。
みんなー!甘いの反対は辛いじゃないぞーーー!!
こちらはワタシがたのんだカオマンガイトー。
タイ料理というと蒸し鶏が使われたカオマンガイのほうがメジャーですが、
このカオマンガイトーはその揚げ鶏バージョン。
揚げ鶏っていうとチキンカツってことになりますが、実質的には別物。
とても柔らかくてジューシーな肉と、サックサクの香ばしい衣の食感がたまんない。
ちなみにカオマンガイトーはまったく辛くないんですが、
添えられてくる香味ソースはなかなかの激辛具合です。
でもソースかけたほうが間違いなく美味しい。
甘味と酸味と辛味のバランスがめっちゃよくて、肉もお米も美味しさが格段に跳ね上がる。
週3ぐらいランチ全部これでも俺ぜんぜん不満ないっす。
いや、でも辛い、ホント辛い。
そこまで辛さに強くない自分の舌でも、いちおうは耐えられるレベルではあるのですが、
頭皮からにじみ出る汗の量がハンパなくて驚きました。
普通に辛い物を食べたときって、
辛い物食べる→体が熱くなる→汗が出る
だと思ってたんですが、
モンティの場合は、
辛い物食べる→細胞がざわつく→汗が出る
って感じなんですよね。
伝わるかなコレ。
体が熱くなる前に細胞が反応して汗が出る感じなので、食べてると涼しくなります(笑)
っていうか寒い日の訪問な上に店内はドア開けっ放しだったので、
辛い物食べてて汗だくになってるのにめっちゃ寒いという不思議な状態になりました。
細胞に直接働きかけてくるモンティの料理よ、おそるべし。。。。
ゴチソウサマー。
とにかく辛い、でも満足度もとにかく高い。
浅草付近でタイ料理を探しているなら、必ず候補に挙げるべきお店だと思います。
コスパ的にもかなり使いやすいしね。
接客は優しいって声と、雑だって声が半々ですが、
最初からまぁこんなもんだろうと思っていけば気にならないんじゃないかと。
日本の常識でいくなかれ。
そう、ここはリトルタイなのである。
ぜひ一度モンティ13を体験してみてくださいましー。
したらな!
モンティー13
東京都墨田区吾妻橋1丁目7-7
営業時間 11:45~14:00、17:30~21:00
03-5637-8112
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