浅草 忍者たい焼き
※ すでに閉店してしまいました。
今日は浅草名所七福神を巡るべく、江戸通りを攻めてきました。
ほぼこの通り沿いに待乳山聖天、今戸神社、橋場不動尊、石浜神社が並んでいて、
この通りを進むだけで4箇所も回れてしまいます。
晴天で風が気持ちいいのもあって、各社を気持ちよく回ることができました。
さてさて、今日訪れたのは言問通りとの交差点近くにある「浅草 忍者たい焼き」です。
まだ新しいお店で、オープンしたのはたぶん今年に入ってからかな?
なんでも大手企業に務めていたフード担当者が独立企業して開いたお店なんだとか。
今後もいろんな商品を手広く展開していくつもりのようです。
○忍者たい焼き
あずきあん 160円
味噌バターあん 160円
梅干あん 180円
チョコバナナ(期間限定) 200円
カスタードチョコ(期間限定) 200円
○ネクたい焼き
あずきあん 140円
味噌バターあん 140円
梅干あん 160円
以上が用意されているメニューです。
全てテイクアウト専用。
味噌バターや梅干がレギュラーメニューか・・・なかなかチャレンジャーだな(汗)
そのチャレンジ受けてみせようとばかりに、
忍者たい焼きのあずきあんと、ネクたい焼の味噌バターあん・梅干あんを注文しました。
タイミングが良かったのか、数分だけ待ってそれぞれのアツアツをゲット。
まずは忍者たい焼きのあずきあん(160円)。
160円としては厚みがあって標準よりちょっとボリュームがある印象です。
中にはもちろんあずきあん。
薄っすらとだけ小豆の粒が残ったこしあんよりの餡で、ちょっとだけとろみがあります。
うん、甘すぎずでなかなか良い餡だと思います。
皮は表面だけちょいカリで中はもっちり分厚い仕様。
もっちり部分はかなり厚みがあって、7~8ミリはあるでしょうか。
なので餡以上に生地の主張が強く、全体で見れば和菓子というより洋菓子に近い風味がします。
イマドキの子供なんかはもしかしてこういうタイプのほうが好きなのかなぁ。
残念だったのは、たい焼きの頭部に餡が詰まっていなかったこと。
たまたま運が悪くて失敗作を引いただけなのかもしれませんが、
頭部から食べ進めて3分の1地点まで餡が出てこないってのは、たい焼きとして失格かと。
もし作り方の問題なのならそのへんの精度は上げてほしいなぁ。
そしてネクたい焼き。
左下の写真が味噌バターあん(140円)の断面、右下の写真が梅干あん(160円)の断面です。
と言っても見た目はまったく変わりませんが(笑)
とりあえずネクたい焼きは小さくてかなり薄いです。
餡も、写真は皮を広げて写しているので十分に入っているように見えますが、実際にはそれほどでもないです。
たった20円の差でしかないので、忍者たい焼きのほうを購入するほうがお得ですよ。
そして肝心の餡なんですが・・・うーん。
味噌バターあんは甘ったるい味噌がしつこく口の中に残ってちょっと気持ち悪い(汗)
しかも普通の餡子と同じビジュアルでこの味がするから余計に違和感があってモヤッとする。。。
これ、「味噌バターあん」じゃなくて「味噌バター」じゃダメだったんだろうか?
梅干あんは他所の和菓子でもあるような、予想通りの味。
高級和歌山産南高梅を使用してるってことをうたっているんですが、
あずきに練り込まれたそれからは特に高級感や特別感はなし。
あんまり生地の味とも合わないし・・・この餡ってたい焼きに向いていないのでは(´へ`;)
ゴチソウサマー。
忍者たい焼きそのものは別にアリなんじゃないかなと思いました。
それとは別ジャンルのもっちりたい焼きとして、ちゃんとお客を取れると思います。
しかし味噌バター餡と梅干し餡は・・・生地の主張が強いこのタイプのたい焼きには合わないよ絶対(汗)
あとネクたい焼きのネーミングと形状もちょっと微妙。
ダジャレとして全く面白くないし、形状も普通のたい焼きがカクカクしただけで小さくて薄い(+_+)
ちょっと惜しいなぁってのが正直な感想。
まぁ、あくまで個人的主観ですけどね。
せっかくスカイツリー絶好のビューポイントである墨田公園が近い立地なんですから、
是非とも新しい浅草の食べ歩き名物として繁盛してもらいたいもんです。
今後に期待ー。
浅草 忍者たい焼き
東京都台東区花川戸2-15-3
営業時間:12時~20時 毎週火曜定休日
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