宇奈とと 浅草店
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
今回は明らかにチェーン店でアレだけど、まだ都内に店舗も少ないし、
この浅草店は人気爆発してすっかり地元感かもしてるし、いいじゃないか!
ってことで、今回は名代 宇奈とと 浅草店でございます。
お店の位置は馬道通り沿い。
浅草松屋のそばにあるスタバや吉野家の並びですね。
昆布アイスの川ひと、鮒忠、明るい農村も比較的近いです。
調べてみると宇奈ととは、元は関西の会社が運営していた模様。
もしかして1号店なんかは関西だったのかな?
で、その関西の運営会社が破産して今のG-FACTORY株式会社というところが引き継いだ流れ。
その後は東京を中心にして店舗を増やしてきた感じですね。
この浅草店は2008年のオープン。
ワンコインで十分においしいうな丼が食べられるってことで一気に火が着きました。
コロナ禍の前はもちろん、いまでもお昼時はお客さんでいっぱい。
テイクアウトの行列ができていることもしばしばです。
今回は平日の15時頃に突撃しました。
さすがに先客はお一人だけ。
そりゃあさすがに3時のおやつにうな丼食べる人も少ないわな(笑)
券売機とメニュー。
想像よりも種類多過ぎてビビる。
うな丼専門店だから、それのサイズ大中小ぐらいが選択肢と思っていたら、
うな重、うなたま、うなとろ、ひつまぶしと種類が豊富。
サイドメニューも、かば焼き、肝串、肝吸いと一般の鰻屋と遜色ありません。
おお、こりゃあすげぇ。
今回は、オーソドックスな鰻丼550円を注文。
乗っている鰻は一切れだけですが、
逆にこの値段でわんさか鰻乗ってたら逆に怪しいですもんね(笑)
リーズナブルさと品質を両立させている相応なラインだと思います。
値段的に国産はありえないので中国産のウナギだと思いますが、
身はふんわりほくほく、脂の旨味も十分、タレもちょうどいい塩梅。
少し小骨も残ってたりしますが、気になるレベルではありません。
もういっちょ、脂の乗った皮でご飯を包み、一口でパクリ。
ああ、なんたる幸せな時間であることか。
最近は中国産のウナギでも全然美味しいなんていいますが、それは実感できますね。
昔はゴムっぽくて臭味が強くてすごい差を感じましたもん。
(以前中国産ウナギの中心だったヨーロッパウナギが、絶滅危惧種指定で出回らくなったのが大きいみたい。この種は日本人の舌に合わない。)
うん、宇奈ととの鰻丼、
十分過ぎるぐらいにウマー。
浅草には有名な高級鰻店がたくさんあって、もちろんそれらに勝てるとはいいませんが、
「550円で鰻をここまで仕上げられる」ってことに感動。
普段何気ないタイミングで鰻食べたいって感じであれば、選択肢として十分にアリ。
鰻それほど食べ慣れてない自分程度だったら、芸能人格付け番組みたいなので値段隠されて出されたら、550円の鰻だと全然気づかないと思うわ(苦笑)
そもそも他所でこの10倍の値段の鰻丼頼んだとしても、
10倍美味しいものが出てくるわけじゃないものねぇ。
庶民には非常にありがたいお店ですな。
次回来店時に使用できる赤だし無料券。
未確認ですが一緒に来店したグループ全員に適用されるとのウワサも。
宇奈とと、低コストチェーン店だと侮らず、
一度お試しあれ―。
したらな!
名代 宇奈とと 浅草店
東京都台東区花川戸1-5-2
営業時間11:00~22:00(定休日なし)
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