忙しさにかまけていたら、「螺旋と蜘蛛」本番からもう一ヶ月近いよ!(汗)
まだ全然振り返り切れてない!
時の流れは早いもので。
なんか年々時間の流れが早く感じるようになってくるよね。
80歳90歳ぐらいになってくると、一年間なんていまの半分にも感じないんだろうなぁ。
一瞬一瞬を刹那的に生きる、こんにちは中西浩です。
さて、「螺旋と蜘蛛」の振り返りもこれで最後!
現代チーム・カンダ一家+αの紹介だよ!
まずはイケメン王・田中隆志!
イケメンレベルは写真を見てくれれば言わずもがなだ!
お父さんマサトを演じた彼は、元Jリーガーという演劇人としては異色の経歴を持つ男。
口数は少なめなので一見クレバーな印象を抱きがちだが、正体はただの照れ屋の人見知りだ!
話してみれば、ちょっとしたことでもイケメン顔を歪めながら笑ってくれるナイスガイ。
実は下ネタにも食いつきがいいぞ!(笑)
さらに色々細かいところにも気配りがきく無敵の男!
お次はお母さんキョウコを演じた、芝崎知花子!
凛とした立ち姿には定評がある!
今回初めての共演だったのだが、横浜界隈で活動する彼女とは実は常にニアピンだったようで。
お互いにお互いの作品はいろんなところで観ていたりする。
ようやく巡り合っての共演だね!
・・・と思ったのだが、実は同じシーンには全く出ていなかったりして(涙)
ひーん!
同じシーンでの共演はまた今度ね!
んでもって、妹アゲハを演じた小林遥奈!
通称ハルちゃん。
今回の稽古期間中に20歳の誕生日を迎えた彼女。
誕生日のその日に、居酒屋にて初めてのお酒を飲んだときには「お酒イマイチ」みたいなことを言っていたのだが、公演終盤には「お酒ウマイ」と言ってグイグイいっていた(笑)
将来が楽しみだ!
写真では幸せいっぱいの笑顔を見せている彼女だが、実は幸薄い芝居が超秀逸。
俺とのシーン絡みも多くて、なにかと助けになりました。
ありがとう!
いろんなとこでいっぱいイジってごめんね(笑)
でもイジられてるときのハルちゃんの顔は輝いていたよ!
そして、クズ男・マカベを演じたナカムラユーキ!
(グラサンは標準装備ではありません)
舞台上でも稽古中でもクズ男担当だった彼。
終演後に彼のお客さんは皆こぞって
「役、超合ってたね!」
「役、まんまだったね!」
と絶賛をしていたらしいが、本人は「ふだんから俺クズみたいやんけ!」と不満そうだった!(笑)
はっきり言おう!
めっちゃハマってた!
稽古場では俺とあっちゃんと合わせて「悪ふざけ3人組」みたいな呼ばれ方をしていた。
俺たちのシーン稽古になると、ダメ出しが脱線してボケツッコミタイムになるために時間がかかるらしい。
ははははは!
ありがたく褒め言葉として受け取っておこう!
そして最後、主役のカンダタクマを演じた田中惇之!
通称あっちゃん。
前にも書いたけど、あっちゃんとは去年の「ジレンマが嗤う」からの付き合い。
知り合ってからまだ一年しか経ってないけど、「ラクリーメ・ロッセの読書会」で共演したり、
うちの嫁が別の作品で共演したりと何かと最近縁が近い。
隙をみてというか、自ら隙間をこじあけてボケをはさみ、挨拶のように下ネタを飛ばしてくる。
おちゃらけたお祭りテンション男で、もしかして躁病なんじゃないかと思うぐらいにイカれている。
でも、そんな男がいきなり本気モードで演技論語ったりするんだから、ズルいよね(笑)
ふざけるところと真剣にやるところのメリハリが気持ち悪いぐらいはっきりしている男。
今回の螺旋と蜘蛛には「主人公カンダが高いところから落ちる」という演出があった。
本番ではああいうかたちで実現されたわけだが、実はテスト段階では安全面で難しい箇所が多く実現はムリなのではないかと一旦頓挫しかけた演出だったりする。
もちろん安全は最優先事項。
お金を払って観に来てくれたお客様に、役者の自殺ショーを見せるわけにはいかない。
100回やったら100回ともケガなく成功する保証が必要だった。
そんな状況で、キャストスタッフ全員に安全の保証を示したのは紛れもなく彼自身。
自らの力で、厳しいと思われていた演出方法へのGOをもぎとった。
彼の役者としての立ち方に拍手。
あっちゃん自身、ブログでそれに触れてるのでこちらもどうぞ。
これからも絡んでいけるといいね!
またね!
・・・というわけで「螺旋と蜘蛛」振り返り終わり!!
ついこないだ稽古して本番してって感じだけど、逆にすんごい昔のことのようにも思える。
充実してたね。
よくある「楽しかったね」という感想はまとめとしてふさわしくないと思っていて。
だって、作品作りってやつには必ず苦しい時間が存在するから。
感想が「楽しかった」だけで終わってるとき、そこで出来上がった作品は大抵駄作であることが多い。
苦しい時間もいっぱいあった。
辛い時間もいっぱいあった。
でも楽しい時間もそれ以上にいっぱいあった。
だから充実してた。
最高だね。
みんなそれぞれ違うフィールドへ。
でも演劇界なんて狭いもの。
すぐにどこかで同じ現場を踏むことになるっしょ!
また一緒に遊ぼーねぇ!!!
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