【演劇】別府さんの訃報

別府寛隆

 

先日、訃報を受けた。

ラゾーナ川崎プラザソルやH&Bシアターの劇場管理に携わっている、別府寛隆さんが亡くなった。

 

 

去年1月にやった『俺は黙って鍋を振る』で共演したときはめちゃめちゃ元気だっただけに、知らせを聞いたときはしばらく言葉が出なかった。

 

 

69歳。

早過ぎる、

早過ぎるなぁ。

 

 

自分が関東で初めて板を踏んだ舞台が2010年の『ニセモノニンゲン』だけど、それ以降プラザソルはもちろん、KAATなど神奈川県内でやった自分が出た舞台はほとんど観てもらってるんじゃないだろうか。

下北沢でやった『中ノ嶋ライト』も観てもらってるし、そう考えるとずーっと俺が芝居しているその時その場所にいてくれた人。

笑いの沸点が低い方だったから、客席から豪快な笑い声がしてすぐに「あ、今日別府さんおるじゃんw」とわかりやすかった。

 

 

そして去年は念願の共演もかなって。

楽屋の鏡前では隣の席だったので、ずっと一緒にしゃべってた。

アホな話でワイワイして、たまに真面目な話して、またアホな話でワイワイして。

「中西はずーっと川崎や横浜の演劇盛り上げんのに貢献してくれてんだよなァ」なんて言ってくれたのは素直に嬉しかった。

 

 

直接お会いできたのはそれが最後になっちゃったけど、フェイスブックではつい先日まで元気な内容の記事がアップされていて、ホント突然のことに驚きしかない。

 

 

自分は近しい人の訃報は若い時にたくさん経験していて、こういった訃報にはなんとなく慣れている気でいたけども。

やっぱり想いを馳せれば馳せるほど、同時に何とも言えない気持ちにさいなまれる。

 

 

おつかれさまでした。

天国でまた一緒に共演しましょう。

こんなこと言うと「馬鹿野郎、俺が行ってんのは地獄に決まってんじゃねぇか!お前も地獄のほうに来いガハハハハ!!」なんて返してきそうだけど(笑)

 

ゆっくり休んでくださいまし。

コメント




タイトルとURLをコピーしました