田中そば店 浅草店
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
なんかコロナも第七波の気配がー!みたいな雰囲気も出始めたけど、実は接触や飛沫よりエアロゾル感染のほうがメインだなんて話も出てきて、
じゃあそうなるとアクリル板とか飲食店時短とかって何だったの?と思いつつ。
まぁ、ここで愚痴っても仕方がない。
自分ができるのは食べて、紹介するのみ。
さぁ、今回は田中そば店 浅草店でございます。
お店の場所は観音通りのアーケードの中。
近くにはじぇらぁとやや、浜新などが並んでいます。
この田中そば屋はもともと「つしま」という名前で営業されていました。
それがだいたい4~5年くらい前でしょうか、運営がブランドチェンジして屋号を「田中そば店」に変更、
提供するラーメンも煮干しから豚骨塩だれ系にシフトチェンジされました。
もちろん新しいラーメンも美味しいのですが、以前の濃厚煮干しラーメンの味わいが忘れられないファンも多数。
そんなファンの声に応え、いまの豚骨塩だれラーメンを残しつつ、
「つしま」で提供していた煮干しラーメンを復刻したという、ちょっと歴史ありなラーメン屋さんです。
営業方針にファンの一声が影響してるって、お店としてなんかいいですよね。
今回は平日11時開店直後に訪問。
お客は自分ぐらいだろうと思っていたら、自分に続いて続々お客さん入ってくるのに驚き。
浅草では不動の人気店ですな。
あ、ちなみに券売機方式で、店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。
女性1人でも普通に入りやすい雰囲気ではないかと。
内観写真はお客さんいっぱいで写真撮りづらかったので食べログより引用
ほい、今回頼んだのは中華そば。
平日のランチタイムであればライスが無料でつけられます。
さっきのお店の経緯の説明からすると煮干しラーメン頼めよって感じですが(笑)
だって煮干しの方はつしま時代に食べたことあったんだもん。
田中そば店としての代表ラーメンはあくまでこっちだしね。
お店のホームページの説明書きは、
喜多方らーめんをイメージして「気軽に食べる田舎のラーメン」をテーマに作った一杯。
平打ちちぢれ麺と豚骨を濁らせないように炊き、塩だれで味を整えたスープの中華そば。
「豚骨」というと無条件でこってり系を想像しちゃう人が多いかもですが、この中華そばは全然そんなことはなく。
スープは澄んでいて、なんとていうか、あっさりだけど濃厚でしっかり旨味がある感じ。
こりゃ好みのスープだわ。
美味しい。
麺はストレート平麺でモチモチとした柔らかめの食感。
スープの塩味をしっかりと絡めて口の中に運んでくれます。
豚バラチャーシューもほろほろと口の中で崩れる柔らかめなやつ。
脂がしっかりとあって、スープがあっさりなだけに良い組み合わせになっておりました。
3枚あってもサクッとペロリですな。
テーブルにあった香唐を投入。
ガッツリ汗がかけるとの評判だったので汗っかきな私はちょっとにしといたのに、やっぱりガッツリ汗かいた(笑)
辛いの好きな方はぜひガッツリどうぞ。
なかなかの破壊力です。
ゴチソウサマー。
浅草の一等地にずっとお店を構えているその地力を感じるラーメン屋さんでございました。
過去のブランドチェンジも、メニュー復刻も、どちらもプラスに働いてる印象。
今度はひさしぶりに煮干しのほうも食べにいきたいなぁ。
田中そば店は都内各所にもありますが、つしまの煮干しを置いてる店舗はたぶんここだけでしょうし。
観光メインの方にも利用しやすい立地なので機会あればぜひ―。
したらな!
田中そば店 浅草店
東京都台東区浅草1-1-8 アゼリアビル 1F
営業時間 11:00~16:00、17:00~21:00(土日は休憩なし、定休日なし)
03-5828-3181
コメント