徳太楼
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
4連休が終わったらガクッとアクセスが落ちたような気がしないでもないけど、
まぁそのへんは気にしたら負けということでどんどん食べていきます!
今回は徳太楼です。
店構えからもわかるとおり、超老舗の和菓子屋さん。
お店の場所は浅草3丁目になります。
千束通りの竹松鶏肉店の交差点から東に入っていった路地にあります。
このへんは住宅街にポツポツとお店が点在していて、
裏浅草、奥浅草、観音裏なんて呼称で最近じわじわ人気が出てきたエリアですね。
(さすがに人通りはまだまだまばらですが)
創業は明治36年とのことです。
全国様々な百貨店でも取り扱いがある榮太樓總本鋪にて修業をした方が独立して開いたんだそうな。
徳川家とも縁があったから徳太楼って屋号になったとのこと。
→参考サイト:老舗食道『徳太楼の”きんつば”と”干菓子詰め合わせ”、両方物凄く美味しい / 東京 浅草 1903年創業 (明治36年)』
店内はこんな感じ。
購入前からここのお菓子美味しそうだなって印象持たせてもらえますな。
和菓子屋さんってお店の雰囲気も要素としてホント大事だなぁと。
どらやき、延べ棒の栗蒸羊羹。
梅酒ゼリー、栗かのこ。
一番人気であるという、きんつば1個140円。
ほか、いろどり鮮やかな生菓子たち。
手土産用にも喜ばれそうですね。
今回は4種類ほど購入しまして帰宅ー。
まずはきんつば。
賞味期限は3日ぐらいとのことです。
表面の生地はこの薄さにもかかわらずモチモチ。
ずっしりと詰まった餡はつぶ餡ですが、小豆がとろける手前まで煮込まれているのかとても口どけよく、すーっと溶けて口の中に甘味を広げてくれる感覚がステキ。
「徳太楼といえばきんつば」という評判通りの美味しい和菓子に仕上がっていました。
つぎに上用饅頭。
上用饅頭って言葉を恥ずかしながら知らなかったんですが、
位の高い立場の人に贈答する目的で利用されていたのが由来なんだとか。
へー。メモメモ〆(・ω・。)
中は水分を飛ばしてあるこしあん。
きんつばの重量感のある餡とは全く別物で、
こちらは口の中で唾液と混ざるとほろほろと崩れ溶けていく感じがまた別の心地良さを与えてくれます。
砂糖よりも小豆そのものの甘さを大事にしていて、何個でも胸焼けなしに食べられる落ち着いた味となっていました。
続いて、どらやき。
生地は肉厚でしっかりもっちりの弾力ある仕上がりをしています。
亀十のようなふわふわ生地のスポンジとはまた対極と言えるかもですね。
こちらは上用饅頭とは逆に水分が多く含まれたこし餡で、生地と一緒に食べたときの舌触りの良さを作り出しています。
最後に最中!
はい、徳太楼の最中は中はとろみのある粒あん。
薄皮の生地は思ったよりもしっとりとしていて、餡子の食感とうまく調和がされています。
それほど大きなサイズではないので一気にペロリだったけど、
これはお腹空いてれば何個でもいけちゃうやつだな。
忙しい最中も最中の最中。
(ふりがなをふってみよ) https://t.co/ZRrVowXKgq— 河野太郎 (@konotarogomame) September 8, 2020
どうでもいいけど最中って字面にするとなんか変な感じするよね。
なんなんだろう最中。
不思議な存在だぜ最中。
ゴチソウサマ―。
奥浅草の歴史ある和菓子店「徳太楼」。
中心街とは少し外れた立地ですが、足を運ぶ価値はあるお店かと。
お土産用にも自分用にもおすすめでございます。
ぜひぜひー!
徳太楼
東京都台東区浅草3-36-2
0338744073
営業時間 10:00~18:00(日曜定休)
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