中国酒家 瑞華
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
日本列島を襲った大寒波も、東京ではただ風が強くて寒い程度のもの。
浅草も観光客もいつもと同じぐらい出ている様子でフツーに賑わっていました。
逆にお店のほうは、元々浅草は水曜定休日の店が多いことに加え、今日は寒波のせいなのか、それとも町内で丸ごと旅行にでも行ってんのか、妙に店頭に張り紙で「臨時休業」としてるお店が目について。
こんなに人が溢れているのになんで昼時の浅草がシャッター街みたいになってんだ。
うおぅ、需要と供給が全然合ってないぜぇ(汗)
行こうと思ってたお店が休業ばかりで空振り続き。
ここなら絶対やってるはず!って感じでこのお店へやってきました。
今日は中国酒家 瑞華のランチです。
お店の位置は千束通り沿いで、浅草3丁目と浅草4丁目の境目のところ。
ひさご通り側からならベルノート過ぎて次の交差点の角ですね。
かなり昔からある中華料理屋さん。
看板などの見た目からもわかると思いますが、まさに「中国人の方が営業する個人中華料理居酒屋」ど真ん中のお店。
昼にはリーズナブルなランチ定食の数々があり、夜は飲み物1杯&おかず1品&小皿1品のお疲れ様セット的なモノが用意されております。
浅草華園のときも書いたけど、日本で中華料理店出店するにあたりそういうマニュアルでも出回ってんのかな?
「お疲れ様セット必須です!」みたいな(笑)
店内はこんな感じで、ちょっと照明はおさえめ。
あえて暗くしてるのか、それともこれぐらいのほうが落ち着けるからなのか。
4人掛けテーブル席が9か10ぐらい、あと奥のほうには8人ぐらい座れそうな円卓が1つありました。
写真は11時半ぐらいだったから店内のお客さんもまばらだったけど、12時ぐらいにはどんどんお客さんがなだれ込んで来て、一気に満員に。
お一人客にはテーブル相席をお願いしているようです。
メニュー。
さっきサービスランチが800円って書いてあったからそれがお得かと思いきや、こっちの定食メニューのほうが全部800円以下で安いってどういうことだ(笑)
麺類も単品なら700~850円。
半チャーハンがたったの50円で付けれちゃいます。
今回はせっかくなので800円のサービスランチメニューから選んでみることに。
Cの天津麺と半チャーハンのセットにしてみました。
ホントはAの厚揚げ気になったけど、四川風と書かれると超絶汗っかきの私にはちょっとハードル高い(汗)
着丼なりー。
注文の先客が多かった割には手早く出てきました。
半チャーハンはちょっと少なめな感じですが、天津麺はなかなかの重量感。
小鉢と杏仁豆腐もあるので総合的にはコスパ感は十分。
今日のような寒い日は麺類から漂う湯気が一層嬉しいですな。
濃いめの醤油の香りも食欲をそそります。
餡というほど表面のとろみは少なく、どちらかというと醤油ラーメンの上にそのままカニ玉乗せた感じに近いかな。
卵はしっかりめの仕上がり。
卵自体には味付けはされていないので、醤油スープと合わせて口の中に運ぶのが吉。
卵の下には細い中華麺がぎっしり。
こういうお店のラーメンってクオリティを期待する人のほうが少ないと思うんだけど、普通に美味しいっす。
この天津麺が仮に単品800円だったとしても、味的にも量的にも高コスパだと思います。
チャーハンは・・・ちょっと逆にちょっと残念めかな。
炒めた香ばしさはないし、冷凍のミックスベジタブルをそのまま炒めたのか知らんけど冷たいままだった。
他のWebレビューでもチャーハンだけは常に酷評だった(苦笑)
他は普通なのに一番ベタなチャーハンで評価下がるのはもったいないー!
杏仁豆腐。
たぶん自家製ではなく既成品だろうけど、まぁ普通に美味しいっす。
ゴチソウサマー。
たいへんコスパ良くリーズナブルな中華ランチでございました。
混雑してるのも納得だわ。
麺以外の定食系メニューもボリューム多めらしく、安くお腹いっぱい中華食べたいときにはうってつけ。
観光エリアから外れちゃうから観光に来てまでって選択肢ではないかもだけど。
あとこういう系のお店あるあるだけど、接客はまぁ、日本における一般的な接客を基準にすると塩対応です。
無言で料理を出されて、会計時も無言でおつり渡される的な。
まぁ、そのへんは割り切って臨みましょー。
機会あればお試しあれー。
したらな!
中国酒家 瑞華(ずいか)
東京都台東区浅草4-21-10 高柳ビル
営業時間 11:00~14:30、17:00~25:00(定休日なし)
03-3876-6278
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