さぁ、KEISOUを走り抜けた役者紹介、第3回!
今回は伍長・会田役を演じた、栂村年宣だ!
通称がつさん。
がっつさんって呼んでた人もいたけど、それだとなんか石松感が強くて。
「がつさん」で貫きたいと思って、俺は呼ぶときは「がつさん」で通していた。
がつさんはこの座組の中では最年長。
(ちなみに、その次は俺とりーさんが2番手で続く)
俺と3つぐらいしか変わらないのに、とんでもない落ち着きと貫禄を身に纏っている。
3年経っても俺にはこの雰囲気は纏えないなぁ。
グイグイと前に出て主張するタイプではないにも関わらず、
このしっかりと地に足着いた感が座組内での絶対的な信頼を勝ち取っていた。
すごいよがつさん。
でも、それでいて内面はとってもお茶目でチャーミング。
甘いモノも好きみたい(笑)
集合の際に必ずあっちゃんが仕掛けていた「がつさんがいませーん!」というボケ。
回数は20回や30回じゃなかったはずだけど、がつさんは必ずそれに笑顔で乗っかる。
劇場に我が子を連れていったときも、最初に寄ってきたのはがつさんだった。
前面に推し出すことはしない根っこ部分の確かな器量の大きさと優しさみたいなもの。
これががつさんの大きな魅力のひとつなんじゃないかな。
芝居部分では伍長の厳格なキャラクターが際立っていた。
とくに各所の「走れー!」のセリフが担っていた役割は非常に大きい。
あのセリフでオープニング曲が呼び込まれて物語が始まり、
あのセリフで主人公・水野は最期の時を迎える。
がつさんの「走れー!」に込められていた強い想いはまさに物語の核となっていて、
あれに押されて座組全員の演技が加速していく感があった。
もう感服っす。
栂村年宣、君はよく走った!
また一緒に走ろうね!
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