中日ドラゴンズの木下選手の訃報
中日・木下雄介投手死去 27歳 7月6日練習中に倒れ意識不明に 育成からはい上がった5年目右腕 #dragons #木下雄介 https://t.co/yraC4sjhTL
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) August 5, 2021
中日ドラゴンズの木下選手が8月3日に亡くなられていたというニュースが出ました。
まだ27歳の若さで幼いお子様もいたとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。
木下選手は6月28日にワクチンを接種していて、
その8日後、7月6日の練習時間中に意識を失い心肺停止の状態になりました。
そのため、巷ではワクチン接種の副反応との因果関係を疑う声が強まっています。
ただし、あくまで厚生労働省の知見では「因果関係は不明」と出ています。
素人の自分が推測でその是非を判断することはできません。
でもね、
情報は集められますし、それを元に冷静に状況をみることはできます。
自分なりに今回の件について情報を色々集めてみた感じだと、
中日木下投手について接種から一週間以上経ってるから心筋炎にしてはおかしいなと思っていたけど心筋炎所見は認められずなのか。コロナワクチンで僧帽弁閉鎖不全症を発症させるというのはあり得なさそうなので因果関係はなさそう。 pic.twitter.com/AJ5bZAqvyA
— 馬場沢口 (@HamaSh1n) August 6, 2021
・接種したのはモデルナ社ワクチン(1回目の接種)
・接種前の検査で不整脈の症状があった
・ワクチン接種から1週間以上期間があって倒れている
・倒れた当日は練習でかなり激しい運動を行っていた
・倒れた後の検査で僧帽弁閉鎖不全症が確認された
・ワクチン副反応で心臓に関して報告されるのは心筋炎だが、その所見はなし
【 僧帽弁閉鎖不全症とは 】
僧帽弁閉鎖不全症とはざっくりいうと、心臓の部屋と部屋をつなぐ間にある弁が正常に閉まらないことで血液の逆流を起こしてしまうというもの。小型犬などにもよく見られ、原因は先天的なものであることが多いそうです。僧帽弁閉鎖不全症が確認された場合、一般的には激しい運動は厳禁とされます。
これらの情報からわかるとおり木下選手は、
自覚症状なく僧帽弁閉鎖不全症が進行していた可能性が高いように感じられます。
そして、激しい練習がトリガーになってしまった、という見方ができます。
亡くなったことにワクチンの影響が100%ないとは断言できませんが、
ワクチンのせいで亡くなったとも断言し難いことがわかりますね。
なので、いま下せる判断は「因果関係は不明」、これのみです。
どちらかに決めつけることは現時点で誰にもできません。
人の死を、都合良く自分の意見を押し通す材料に利用するのは止めましょうね。
この件を意気揚々に取り上げてる人たちには正直虫唾が走ります。
ただ、
「もし、不整脈が確認された時点で精密検査などを行っていれば」
ということについてはすごく悔やまれます。
正直、不整脈の症状だけで重病の可能性を察して慎重になるのは難しいです。
でも、もしかしたらそれで未来が変わっていたかもと考えると、
不毛だと分かりながらも、どうしてもたらればを考えてしまいますね。
本当に悲しいことです。。。
重ねて木下選手のご冥福をお祈りいたします。
合掌。
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