北の杜 市
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
いつも割安なお店ばっかり攻めてる感があるので、今回はちょいと背伸びして天婦羅いっときます。
ずーっと気になってたけどスルーしたままのお店があったもので。
はい、今回は北の杜 市に行ってきました。
お店の位置は国際通りと言問通りの交差点から1軒ぶん北にいったところ。
以前はたしか割烹料理店が入っていた建物ですね。
3~4年前でしょうか、いつのまにか天婦羅のお店に変わっておりました。
たまに通りかかった時にランチメニューの看板が出てるのを見ていたので、
ずっと気になってはいたんですよねぇ。
でもなんとなく敷居が高そうで、「次の機会に行ってみよう」を繰り返して今になってしまいました。
いかんいかん、悪いクセだわ。
お店は引き戸を開けると、いきなり靴を脱ぐ形になります。
そしてそこからL字型のカウンター席が7人分ぐらい。
奥には4人用の座敷席があるみたい。
元々は普通の民家の居住スペースで、それを後から飲食店向けにに改装したのかもね。
独特の間取りが逆に面白いっす。
樹木の形がそのまま残った無垢材テーブルも味があっていいね。
アスパラの箸置きも可愛くてオシャレ。
はーい、ランチメニュー。
海老野菜天丼(エビ2本、野菜3品) 1,400円
かき揚げ天丼(かき揚げ、野菜3品) 1,500円
極み穴子丼(穴子1本、野菜3品) 1,600円
天丼(エビ2本、かき揚げ、魚1品、野菜1品) 1,700円
エビ穴子天丼(エビ2本、穴子1本、野菜1品) 1,800円
天使のエビ天丼(天使のエビ3本、野菜2品) 2,100円
特選天丼(天使のエビ2本、穴子、かき揚げ、魚1品、野菜1品) 3,200円
旬の味覚天ぷらスイーツ 850円~
天婦羅の追加はこんな感じ。
夜のコースメニューは5,000円から。
一番高い極みコースはなんと11,000円!
おおっ、目ん玉ぶっとぶぜっ(汗)
天丼のバリエーションが多くて迷ったんですが、
とりあえず初めてだし一番リーズナブルな海老野菜天丼(1,400円)を注文しました。
店主さんワンオペで提供に時間かかるって前情報は仕入れていたので、気長にお茶をすする。
お新香はニンジン。
シャキシャキして、ほんのりと甘い。
10分ぐらい待ったかな?
天丼とお吸い物が到着しました。
海老天はかなりご立派なサイズでテンション上がりますね。
しかも衣は薄く、身は太く。
食感もプリプリしてかなり香り高い。
うまー!
野菜は、みょうが、大葉、しいたけ(肉厚のやつ丸々!)の3種。
みょうがも大葉もサクッと噛んだ時の香りの広がり方がハンパない。
いままで食べた大葉の中じゃあ一番感動大きいかも。
しいたけは、写真撮れば良かったとめっちゃ後悔。
いままで食べてきたしいたけの中ではトップクラスの肉厚だった。
ぶっちゃけ自分はしいたけ苦手なんですけどねぇ、
コレは身がしっかりと締まっていて、なんかあわびステーキ食べてるような感覚。
衣に染みたタレとも相性良くて、しいたけ嫌いでも全然問題いやつだわ。
あ、タレは甘さと辛さで比べると、ちょいと辛さが勝ってるような塩梅。
それでいてくどくないあっさりテイストなやつ。
ご飯にたっぷり染み込んでもさらさらとお腹にかきこめます。
ゴチソウサマ―。
うん、1400円でコレはかなりリーズナブルですね。
浅草には天婦羅の名店は多くありますが、比べて何の遜色もない、クオリティの高い天丼でございました。
なんでもご主人は銀座の天婦羅の名店「天一」に長く勤務されていたとのこと。
そこから独立して自分のお店を構えられたようです。
先客のグルメなマダム様と食材の話題に花を咲かせられていたんですが、とにかく知識量がすごいんですよ。
いつどこで獲れる素材がどのように優れているか、めちゃくちゃ勉強されています。
しいたけ苦手な自分が平気でしいたけ食べれたのも、その素材の目利きによるところが大きかったのかもです。
帰り際に「またいらしたときは穴子をぜひ試してみてください」と言われました。
そんなこと言われたら試さないわけには、ね(笑)
天使のえび(ニューカレドニア産のブランド海老)の天婦羅も気になるし、
グルメマダムが食していたアスパラの天婦羅も美味しそうだった。
また機会みて訪問してみたいと思いまーす。
したらな!
北の杜 市
東京都台東区千束1-1-12
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:30(月曜定休)
03-3875-2630
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