麺屋まるいち
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
東京って梅雨入りしたんじゃなかったっけ的な猛暑日続きになってきましたが、
暑さに負けじと辛いのいってみようじゃあないですか。
汗っかきなワタシは干からびる覚悟で臨みます。
今回は麺屋まるいちに行ってきたよ!
お店の場所はひさご通りの一番最北端。
以前は石臼挽きのお蕎麦屋さん本陣があったテナントです。
本陣も値段の割は美味しくて好きだったんですけどね。
鶯谷店もかなり前になくなっちゃったし、もうあの蕎麦は口にできないと思うと寂しい限り。
(本陣閉店時に業務体型チェンジみたいな張り紙があったので、運営は同じなのかも)
そうしてオープンした麺屋まるいち。
お蕎麦屋さんからまぜそば店として生まれ変わりました。
板橋区にあるラーメン店「自家製麺 No11」がプロデュースだそうで。
不勉強ながら本店のことは存じ上げなかったけど、この浅草のまるいちは本店でも取り扱っている汁なし麻婆につけ麺などの新ラインナップを加えた姉妹店みたいな感じらしい。
有名店が浅草進出ってことなら期待高まりますな。
店頭にはなんとラーメンの自販機。
「自家製麺 No11」で扱っているいろんなラーメンが1,000円前後で。
ちなみにこの近所には、だしの自販機と、ソーセージの自販機があります。
変わり種自販機のメッカみたいになってましたこの界隈(笑)
券売機は店頭にあるので焦らず選びやすくていいですね。
同じ商品で①と②があるのは麺の違いらしくて、①が平打ち縮れ麺、②が全粒粉入りやや中太ストレート麺のようです。
初めてだけどストレート麺のほうが好みなので、汁なし麻婆で②を選んでみました。
店内は本陣時代からガラっと間取りを変えていますね。
カウンターはややギュっとする感じで10席程度、向かい合う2人テーブルが1つ。
厨房は奥に引っ込んでいて、常に女性店員の方ホール担当のような感じでお客さんに気を配っていました。
オペレーションよどみなくて気持ちいいです。
にんにくと背脂とマヨネーズが無料でトッピング可能。
胃の強さにそんなに自信ないからマヨネーズだけにしときました。
5分ほどで着丼!
汁なし麻婆の②麺、900円です。
いやぁ、ジャンキーな男飯みたいな評判を耳にしていたんですが、想像超えておシャンティ。
混ぜる前は彩りあって、全然女子ウケもしそうな感じです。
まぁ、混ぜてしまえば一気にジャンク感盛り盛りなんですけどね(笑)
麺もちもちで美味しいー。
平麺のほうが具材を絡めてくれるのかもだけど、自分で箸使ってやればいいところなのでそこは問題なし。
ほぐされた豚バラの甘味と旨味、麻婆の花椒の辛味、豆腐の上品で優しい甘味、最初から少し入っているのかリンゴ酢と思われる酸味、ネギの爽やかな香味、マヨネーズのまろやかさ、もう羅列したらキリがないぐらい味が複雑なのよ。
口に運ぶ具材の分量で毎回味が違ってくるので味に飽きることもなし。
(店員さんはしっかり混ぜて召し上がってくださいって言ってたけど、個人的には完全に混ぜ切らないほうがいろんな味を楽しめてよい気がする)
そしてお腹に溜まる熱量がまたすごいね。
かなり食べ応えがあって、食べてる途中からお腹の底からポカポカしてくる。
汗っかきな私はもう後頭部は汗だらだらです(笑)
麺を食べ終わったら追い飯を。
ホール役の店員さんが常に近くにいるので頼みやすいです。
具材とよーく混ぜれば、ジャンキーご飯の出来上がり。
ご飯混ぜるとちょっとマイルドな味わいに変わった気がする。
お酒ほしくなるなぁ、これ。
お酒のあてにこういうの箸でちびちびつまみながら、金曜ロードショーとか観たい(笑)
ゴチソウサマー。
追い飯まで含めれば900円でお腹ぱんぱんになる満足感たっぷりのまぜそばでございました。
膨満感と汗かいた疲れでこの夜はあまり使い物にならずにさっさと就寝。
ある意味幸せな過ごし方ですな(仕事は進まないけどw)
次郎インスパイアな感じなので女性は人を選ぶかもだけど、肉食男性にはもってこいのお店です。
浅草にはこれに近しいラーメン店って他にないので、ガッツリ系いきたいときの選択肢にはぜひぜひ。
あ、営業時間が若干変則的で、夜の時間は木金土しか営業しておりませんので、訪問の際には営業時間ちゃんとチェックしてったほうがよいですよー。
興味があればぜひに。
したらな!
麺屋まるいち
東京都台東区浅草2-22-10
営業時間:
木金土 11:00~15:00、18:00~21:00
日月 11:00~16:00
(火水定休日)
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