なごむカフェ
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ。
急にガツンと暖かくなって、冬ももう完全に終わったねぇと実感できるシーズンになりましたな。
ほい、今回は浅草2丁目の隠れ家的なカフェへ。
なごむカフェに行ってまいりました。
お店の位置はひさご通りの北端から、1本西側にある細い路地。
車もすれ違えないような細い路地で、大通りから覗くと年季の入ったスナックの看板が多く並んでいるかなりマニアックな場所です。
恥ずかしながら自分もお店の存在を知ったのは最近で。
浅草住んでても、なかなかこの路地に入っていく理由がないもんねぇ(汗)
観光客だったらなおさらでしょう。
まぁ、観光客をターゲットにしてるお店じゃないから全然いいんだけれども。
この浅草2丁目に移転してきたのは3年ぐらい前で、以前は田原町のほうにお店を構えていたそうで。
調べてみたら田原町駅渋谷方面行行き出入口の、目の前の1Fが喫茶店になってるビルですね。
昔中華料理屋の菜香とか入ってたテナントビルの隣り。
ほい、このなごむカフェ。
店内はこんな感じで明るくてオシャレ。
周辺の路地が醸し出すガチ年季が入った雰囲気とのギャップがすごいっす(笑)
1Fがカフェスペースになっていて、4人掛けテーブル席が3つ、壁沿いのカウンター席が4席ほど。
ハンドメイドアクセサリーのレンタル棚もありました。
一ヶ月2,000~3,000円で販売手数料ゼロなので、相場からすると鬼のように安いです。
しかもお店のHPでも棚ごとに紹介ページを1つ1つ作って紹介してくれています。
なんという至れり尽くせり。
こちらご飯メニュー。
パスタやハンバーグ、日替わり定食が揃っていて900円~1,000円ぐらい。
あとは季節ごとに変わると思われるスイーツ系。
食事目的でもカフェ目的でも使いやすいラインナップです。
あ、小さい子供が好きそうなメニューもあるけど、小学生以下は入店ご遠慮いただいてるようなのでご注意を。
なごむプレート(日替わりランチ)の炙り焼きチキンのトマトソースが気になったのでこれにしました。
1,000円にコーヒーをセットで付けて1,100円ナリ。
メインのチキンの他にも副菜&デザートが3種類、ご飯は十六穀米、さらに味噌汁は食べる直前に自分で味噌を溶くスタイル。
自前の米麹味噌だそうで、このほうが乳酸菌加熱で死んでしまったり、有用な酵素が破壊されなくて済みますね。
ちょっとだけそのまま口に含んでみたら、うん、まろやかな甘味があって美味しい。
チキンはめちゃ柔らか。
鶏肉の旨味と甘味、そこにトマトの酸味と甘味が良い感じに統合されて、ご飯がバクバク進みます。
十六穀米。
正直十六穀米って「健康にはいいけどあんまり美味しくはないモノ」って認識でいたんですが、ここのは食べてみてちょっとビックリ。
穀物の味がしっかり感じられて、オカズなしでも全然いけちゃう。
チキンのおかげでご飯がバクバク進と書いた直後にアレだけど(笑)
食後に持ってきてもらったコーヒー。
酸味よりもコクが強めのタイプ。
後味にほのかな甘味も感じたので、砂糖なしミルクのみでいただきました。
ウマー。
ゴチソウサマー。
なんかどれ食べても美味しかったなぁ。
ヘルシー志向であって味も良いって、もはや無敵じゃないか(笑)
値段も良心的なラインだしね。
あと1階の奥の部屋、2階、3階はレンタルスペースになっているようです。
占いなどのスピリチュアル系とか、整体、ハーブティー体験など、日々いろんな催し物がされているようで、自分が食事している間もレンタルスペース目的で来店するお客さんが多くみられて、終始活気がある感じでした。
先に書いたレンタル棚もあって、ホントいろんな目的で使えるお店ですね。
気になる人は一度お茶しにきて店員さんにいろいろ聞いてみるとよいかも。
もちろんシンプルにご飯目的でもオススメ。
ちょっとでも気になった場合はぜひぜひ訪問あれー。
したらな!
なごむカフェ
東京都台東区浅草2-22-5
営業時間 11:00~17:30(火曜定休)
03-6231-7090
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