新福菜館 浅草店
※ 残念ながらすでに閉店してしまいました。
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
今回は久しぶりにラーメン屋さんでございます。
今回は新福菜館 浅草店に行ってきたよ!
お店の場所は浅草2丁目。
ドン・キホーテの裏路地っていったらわかりやすいのかな。
ちょうど新しく建ったビューホテルアネックスの真裏の位置ですね。
しかしこのビューホテル、去年の春オープン予定がコロナ影響で延びに延びていまだに開業してないんですよね・・・。
無事に開業できる日は来るんだろうか。
うう、せっかくできた建物が無駄にはなってほしくないなぁ。
はい、この新福菜館。
浅草の裏路地にこっそりあるので昔からある個人経営のお店に見えがちですが、
実は京都に本店があり、そちらはかなり人気の行列店。
その支店のひとつがこの浅草店なワケです。
(ほか秋葉原や麻布十番にも出店している)
でもこちらの浅草店は立地のこともあってか、かなり穴場。
行列ができているのはまだ見たことがないので、
新福菜館の味を知っているユーザーにとっては狙い目の店舗といえるでしょう。
店内入ってすぐの券売機。
ラーメンは中華そばでほぼ一択。
ほかセットメニューや追加トッピングが並びます。
セオリーとしては、
・中華そば(並)+焼きめし(並)セット 1,100円
・中華そば(並)+焼きめし(小)セット 980円
あたりになるでしょうか。
どちらも単品で頼むよりかなりお得な値段になります。
あ、こちら店内ね。
アクリル板の仕切りつきの4人掛けテーブルが2つ、
奥の方にはカウンター席が4~5席ぐらい見えました。
オープンしてから数年経ってる店舗にしてはかなり綺麗だと思います。
床や壁が油でギトギトしてるような感じはいっさいありません。
日々の清掃をしっかりされているんでしょう。
ほい、中華そば(並)+焼きめし(小)セット 980円。
真っ黒な醤油スープと山盛りの九条ねぎが特徴の京都ラーメン。
Wikipediaによると1938年に中国の方が京都駅付近の屋台で提供を始めたのが始まりだそうで。
その方がそのままこの新福菜館を設立して現在に至っているとのことです。
80年以上の歴史を持つラーメンって思うと感慨深いですね。
見た目ものすごい黒くて塩くどいんじゃないかみたいな印象を持つかもですが、
あっさりで、塩よりもコクの深みがじんわり口の中に広がるスープです。
このコクは癖になりますね。
同じ黒いスープのラーメンに富山ブラックがありますが、
あちらのガッツリした塩辛さとはまた別ジャンル。
麺は中太ストレート。
少し固めに仕上げられていて、しっかりとしたコシがあるタイプ。
量も一般的なラーメン店より2割増しぐらい多い印象。
存在感強くて、すごい「俺いま麺食べてる感」がありますな。
そんな中で麺以上に存在感があるのが豚バラチャーシュー。
脂身と肉のバランスがよく、脂の旨味と肉の旨味が同時に楽しめるんですが・・・
チャーシューを一切れ食べて終えて満足~なんて思っていたら、
次々と九条ねぎの下から次のチャーシューが出てくる。
あれ?まだ出る?
まだ出る・・・?
どーーーーん。
掘り出されたチャーシューは6枚。
そのへんのお店で頼むチャーシュー麺より、はるかに多い(汗)
おおう、このラーメンのコスパの高さやばくないか!
こちらはセットの焼きめし(小)。
写真だと量がわかりずらいですが、まぁ一般的なチャーハンのちょうど半分ぐらいの量かと。
醤油ダレで作ってあるため、色合いはやや黒め。
かなり具沢山でおいしい焼きめしですが、ラーメンと同じ方向性の味付けなので醤油味に飽きちゃう人もいるかも。
濃い味それほど得意じゃない人は白飯セットにしたほうが楽しめるかもしれませんね。
単品で焼きめし並サイズいくのは全然アリだけど。
ゴチソウサマー。
いやー、美味しかった。
創業80年の歴史は伊達じゃありませんね。
こんな隠れ家的な立地にも関わらず、自分が食べてる間ずっと客足は途絶えませんでした。
すでに常連さんの胃袋はガッツリとキャッチしている様子。
すぐ近くには貝出汁ラーメンの海美風、あっさり醤油系鳥そばのきび太郎がありますし、
この20メートル程度の距離でラーメンの選択肢が多いのはありがたいですね。
どれも系統が全く違うので、その日の気分に合わせて楽しめると思います。
みなさまも一度この新福菜館の京都ラーメン、
ぜひぜひお試しあれー。
新福菜館 浅草店
東京都台東区浅草2-12-8 荒井ビル 1F
営業時間 平日11:00~15:00と16:00~21:00、土日9:00~15:00、17:00~21:00(水曜定休)
03-5811-1511
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