浅草茶屋たばねのし
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
浅草飲食業界、特に新規のお店には積極的に追い風立てていきたい。
賑わう浅草を取り戻してまいりましょー。
はい、今回は浅草茶屋たばねのしです。
お店の位置は奥山おまいりまち。
浅草演芸場の交差点から浅草寺へ真っすぐ伸びる商店街で、たばねのしはリッチモンドホテルと大衆演劇場木馬亭の間のエリアになります。
いつのまにオープンしたのかタイミングはわからなかったけど、たぶんまだ一ヶ月は経ってないと思う。
いろんなジャンルの流行りスイーツがなだれ込んでくる浅草ですが、クレープは意外に提供してるお店は少ないんですよね。
チェーン店であるマリオンクレープは昔からあるけど、あとは寿清庵、田原町のK’s cafe、アンナのクレープ、ほかは最近できたつつむ。とか、観音通りのさんだーげーとぐらい?
ブルーオーシャンは言い過ぎかもだけど、まだ参入の余地はありそうな感じっすな。
タピオカのときと同じく、これからまだまだ増えるのかもしれない。
はい、そんな浅草にできた新しいクレープ店たばねのし。
「たばねのし」はきっと「束ね熨斗(のし)」から来てると思われ。
鮮やかな柄の熨斗をリボンみたいにたくさん束ねてるやつね。
興味心で調べてみたら、熨斗ってそもそもはアワビの肉を薄く剥いで乾かしたモノらしいね。
昔の人は考えることがダイナミックだぜ(苦笑)
メニューはこんな感じ。
主役が抹茶クレープで、ほかには密芋、黒ごま、あんこバター、和栗など。
和風アレンジに特化した映え系クレープですね。
平日は比較的空いてるんですが、天気の良い土日はなかなかの混雑。
自分は行列があるとすぐ心が折れて他のお店に行っちゃうんですが、今回は息子のほうがたくましく「これぐらいなら並ぼう」と私を先導しておりました。
バイタリティあるのう、我が息子よ。
先客8組で、待ち時間だいたい20分ぐらいで注文口に到着。
注文後は提供されるまで待ち時間10分ぐらいかな。
店内のイートインスペースは常に満員状態ですが、自分たちのクレープの提供待ちをしてる間にちょこちょこと空いていくので、そのタイミングでうまく席確保できました。
今回は一番メインと思われる掛川抹茶クレープを。
お値段950円ですが、注文口でInstaフォローしてる画面を見せると50円引きです。
安く購入したい人はあらかじめスマホ見せられるようにしときましょー。
表面はバーナーで炙られていてカリカリ。
さらにその上には金箔がかけられています。
なんとも贅沢尽くしなクレープです。
一口食べると濃厚ーーーーッ!
うまっ。
あまりに濃厚だったのでウチの小坊主は嫌がるかと思ったら、すんなりパクパク。
クリームのカリカリ部分とトロトロ部分の組み合わせがいいね。
3歳児でも美味しく食べれる抹茶味(*゚▽゚)ノ
途中まで食べ進めると、クレープ生地の比重が大きめに。
でも生地自体がしっかりもっちりで美味しいので、別に損した気分にはなりません。
クリームの濃厚な甘味を考えるとむしろこのほうがバランスいいかも。
下の方には、何かわかんなかったけどサクサクしたスナック食感のもの。
クレープの一番底にはイチゴのジャム的なものも隠されていました。
こういう最後の一工夫がまた好感あるよね。
ゴチソウサマー。
見た目も味もコスパも良しな、使いやすいクレープ屋さんでございました。
浅草に来た観光客って、雷門から仲見世通って浅草寺でお参りして、この奥山おまいりまちの商店街に流れるパターンも多いかと思いますが、お参り終わったし何か食べようかというタイミングにこのクレープは見事に刺さりますね。
しばらくは安泰の人気店でいそうな雰囲気です。
和栗のクレープなんかも気になりますね。
値段も手ごろだし、今度は栗スイーツ好きな妻連れてリピートしてみようかな。
みなさまもご機会ありましたらぜひー。
したらな!
浅草茶屋たばねのし
東京都台東区浅草2-7-7
営業時間 11:00~18:00
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