東京豆漿大王(あさくさとうしょうだいおう)
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
演劇人がグルメ記事書いてどうするんだろうという疑問を抱きながらそれでも書き続け、なんかいつのまにか600記事超えてました。
なんかある意味すごいな俺(笑)
好きでやってたことだけど、日々微増するアクセス見てるとまぁ、ちょっとは誰かの参考になってのかなと思えてうれしいことで。
引き続き地味ーな感じで続けていこうと思いますので宜しくお願いいたします。
さてさて、今回は久しぶりに新規オープンのお店にお邪魔してみました。
東京豆漿大王に行ってきたよ!
奥浅草のほうに浅草豆花大王っていうお店が昔からありますが、それとはまったく別のお店。
台湾のほうだと専門店のことを「大王」っていうので、向こうには「〇〇大王」ってお店がいっぱいあったりします。
豆漿の専門店ってことね。
お店の位置は新仲見世通りのオレンジ通りより西側。
カツサンドが有名な銀座ブラジル浅草店がありますが、その建物の1F部分のテナントに新しくオープンしました。
このテナントは遥か前には、シカゴという靴屋さんが入っていて。
1Fがシカゴ、2Fが銀座ブラジル浅草店という、「ここはいったいどこなんだ」的な絵面がおもしろかったのですが(笑)
シカゴ閉店後は飲食店が入れ替わり立ち代わりでなかなか安定せず。
北陸系の居酒屋だったり、タピオカスタンドの花甜囍事 Sweet KiKiだったり、様々なお店がこの場所を通り過ぎていきました(遠い目)。
その後はしばらくずーっとシャッター閉まったままだなぁと思っていたら、ついに3月31日にこの東京豆漿大王が入って来ました。
さてさて、今回のお店は・・・
店内写真(なんかうまくピンと合わなかったスンマセン)。
2人掛けテーブルが合計7つ。
テーブル同士の間隔は広めなので、ギュッと座れば4人組とかでもいけなくはなさそう。
若干、内装に急造した気配が感じられてチープ感あり。
飾らない屋台飯って雰囲気を狙ったのかもだけど。
厨房へ続く扉が昔ながらの業務用ガラス扉で、ある意味現地感はあるかも(笑)
スタッフルームへの扉。
ほえー、むこうだと店員スタッフのこと「工作員」っていうんですね。
工作員って単語に物騒なイメージを持ってたので、これは意外だった(笑)
メニューはこんな感じ。
台湾の焼きパン「焼餅(シャオビン)」が250円~、
台湾のおにぎり「飯糰(ファントァン)」が580円~、
台湾の玉子クレープ「蛋餅(ダンビン)」が350円~、
台湾の揚げパンの「油條(ヨウティァオ)」が250円~、
台湾の豆乳の「豆漿(ドウジャン)」が280円~。
このメニュー表がそのまま注文票になっているので、蛍光ペンでチェックを書き込みます。
これを店員さんに渡せばいいのかなと思ったら違ってて、入店したらまず席についてこの注文票を書いて、その後それを持って自分でレジまで行って先払い会計して、また席に戻って料理の到着を待つというシステムみたい。
・・・なんか効率悪くない?
店員さんの数が多くて明らかに手が余ってる感じだったので、普通の飲食店と同じように後会計のフローにしたほうがいいと思うんだけど(´・ω・`)
メニュー表=注文票ってのも意味不明だし。
写真付きのメニュー表を席において注文票は小さな紙っていう通常スタイルに比べて、このスタイルをとるメリットがよくわかんないっす。
ほい、今回は焼餅250円と、鮪魚蛋飯糰680円を注文しました。
焼餅は、固くてサクサクパリパリ。
焼餅もいろいろタイプがありますが、ここのはパイ生地に近いタイプですね。
けっこうポロポロ生地の衣が落ちるので食べるときはご注意を。
焼餅の裏面は白胡麻がたっぷり。
生地には少し塩気があって、胡麻の香ばしさでとってもいい香り。
美味しいけどさすがにパン単品だと食べててちょっと寂しく感じたので、70円プラスで目玉焼き入れといたほうが良かったかな。
こちらは鮪魚蛋飯糰。
見てのとおりボリュームあって、手に取るとなかなかズッシリきます。
お米はもち米が使われております。
もち米は餅にしなくたって美味しいのは、赤飯で皆さまご周知のとおり。
またもち米って独特の香りがいいよねぇ。
炊き加減もやや水分少なめで米が立ってる感じで個人的にはすごい好み。
中には、具材がぎっしり。
マグロ、目玉焼き、酸菜、塩大根漬け、油條、肉鬆などなど。
肉鬆は豚肉で作ったでんぶで、これが日本のおにぎりでいうおかかに近いポジションをしてくれていて、全体にジューシーな風味付けをしてくれています。
うん、こりゃうまい。
油條は・・・ちょっと固過ぎじゃない?
台湾に行ったことがあるわけではないので本場の油條っていうのを知らないけど、前歯どころか八重歯で食べても歯が欠けないか心配になるレベルでカチコチだったんだけど。。。
とりあえずこのおにぎりの中にはいなくていいかなって思っちゃった。
ゴチソウサマー。
普通に美味しいんだけど、ちょっと疑問符もあった感。
先に書いた注文フローや油條の異常な硬さもそうだけど、オープンから1週間以上経ってるわりには店員さんのオペレーションちぐはぐ感あるし(もしかしてレジできる人、料理作れる人が限られてる?)、お店の規模に対して店員さん溢れ過ぎてる感あるし。
実際Googleレビューでも厳しめのこと書いてる人いるしね。
台湾の日常的な軽食を食べれるお店ってコンセプトでいくならリピーター獲得目指さなきゃいけないと思うんだけど、これだと物珍しさで1回来店で終わっちゃうだろうし、観光客狙うにはちょっとコンセプト的に刺さらなそう。
このままだとちょっとね、アレかもよ(汗)
まぁ、まだこれからいろいろと調整はしていけると思うので、それに期待。
ご興味あればぜひー。
したらな!
東京豆漿大王(あさくさとうしょうだいおう)
〒111-0032 東京都台東区浅草1-28-2 シカゴビル1F
営業時間 8:00~18:00、定休日なし
03-5811-1878
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