大地の実
※ 2023年12月にすでに閉店されています
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
緊急事態宣言がとりあえず解かれて、浅草も土日はそれなりに人手が出てきました。
でも平日はまだまだ閑散とした感があってもう少し盛り上がってもらいたい!
今日も地味に食べて紹介していきましょー。
はい、今回は大地の実です。
お店の場所は浅草公会堂の側の裏路地。
オレンジ通りからならオレンテくんポストがあるところから細い道に入るとわかりやすい。
個人経営の小さなパン屋さんです。
創業はおおよそ30年ぐらいになるそうです。
浅草公会堂ができたのが40年ぐらい前なので、それに近いぐらいの歴史を持っておられます。
公会堂で公演打った演者さんなんかも長らく通ったりしたのかもしれませんね。
扱っているパンは3~4種類のみ。
営利目的でバンバン焼いていくようなお店ではなさそう。
午前中のうちに焼いて売れたら終了みたいな感じなのかな。
こういうレトロな包装がまた味があっていい。
こちらは店名を冠したパン「大地の実」。
ふすまという小麦の表皮部分をふんだんに使って作られています。
いまどきの呼び方をするとブランパンですね。
食物繊維豊富で、低カロリー低糖質な健康的なパン。
断面からもそのふすまの量がわかりますが、かなり芳醇な香りが漂ってきます。
Webレビューだと酸味があるってコメントが見られましたが、
まぁ、たしかに言われてみればちょっと酸っぱいかもな感じ。
素朴で味わいのあるパンです。
今回は何もつけずにそのままいただきましたが、
台湾ボーローヨーみたいに大きなバターを挟むと相性良さそう。
今度試してみようかなー。
こちらはあんぱん。
あんぱんのほうもふすまたっぷり。
餡子はあくまでオプション的な感じの量に留まっていますね。
人によって餡子が少ないと感じてしまうかもですが、あくまでふすまパンが主役なのでこの割合で正解なのかも。
「あんぱん」というよりは「ふすまパン(餡入り)」って感じ。
美味しい。
ゴチソウサマ―。
特になにかSNS映えするだとか、女子に受ける絶品スイーツだとか、
そういうものがあるパン屋さんではありません。
でも浅草公会堂の裏路地という立地とその歴史、
店頭に立っている優しいおばちゃまの人柄に触れながら、
素朴な味わいを楽しむのもひとつの浅草観光なのかなぁと思います。
素敵な時間をありがとう!
皆様も機会ありましたらぜひー。
したらな!
大地の実
東京都台東区浅草1-29-9
営業時間 10:30~19:00(火曜定休日)
03-3841-8653
↓よろしければこちらもドーゾ
![](https://nakanishi-hiroshi.same64.com/wp-content/uploads/浅草のパン屋まとめてみた-160x99.jpg)
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