だるま
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
最近は新規オープンのところやスイーツなどを割合多く紹介していた気がするので、久々に渋めのところを。
今回は居酒屋ランチでございます。
だるまに行ってきたよ!
お店の位置は浅草三丁目。
言問通りから1本北の路地で、カフェハトマメ(残念ながら閉店)の角から入ったところ。
ハッスルラーメンやローカルバーガーなんかも近いです。
いや、実は自分もあまりこのお店のことを認識してなくて。
何かローカルな居酒屋があるなぁぐらいで思ってました。
実際今日もどこでお昼済まそうかなー、浅草駅のほう向かえばまだ訪問してない店あるかなーぐらいの軽い気持ちで歩いていました。
そしたら言問通りで目に入ったこの看板。
「煮つけ定食」の「煮」に誤って草かんむりを書いてしまい消したけど、消し切れてない潔さ。
ピカーン。
こんな看板を見せられたら神の啓示だとしか思えないじゃないか。
今日のお昼はここに決定。
店構えからメニューまで何かとレトロで味のある雰囲気。
せっかく浅草住まいならこういうお店に詳しくありたいものだと興味心もウズウズきます。
こりゃあ突撃するしかないですな。
暖簾をくぐると、大きなカウンターがあってバーやスナック的な佇まい。
席は対面2人掛けテーブルが3つだけとやや手狭な感じ。
常連さんが単身で飲みに来るイメージですね。
壁にはメニューが多数。
オーソドックスな丼物から定食まで選択肢が豊富。
定食系の中に単品メニューが入り混じっている雑さも大好きだわ(笑)
写真は撮りませんでしたが、自分の背後にもびっしりメニューが貼ってあって、夜であればすっぽんやなまずなんかも取り扱ってるみたい。
なまず・・・何気にチャレンジことないなぁ。
自分柳川鍋は全然好きだけど、なまずも同じ方向性の味なのかね?
お冷は冷蔵庫からボトルで丸ごと。
ウォーターピッチャーも清掃と管理が大変だから、一人で回すようなお店だとこういうスタイルは一番効率いいのかもしれない。
初訪問だし、大人気と書かれていたまぐろ漬け丼(800円)を注文。
ご高齢の店主さんが手際良く調理してスッと出してくれます。
うん、漬けは甘めに味付けされていて醤油要らず。
ご飯にもうっすらと味が染みてウマー。
マグロそのものも素材の甘みがあって溶けるように柔らかくて美味しい。
うむ、これは良いシズル感。
小鉢と味噌汁。
実はタケノコそんなに好きじゃないんだけど、ここのは全然好き。
ものすごく柔らかく煮込まれていて、スッと歯が通ってエグさも全くない。
生まれて初めて食べたタケノコがこんなだったら、俺きっとタケノコに苦手意識持ってないわ。
なんとサービスで生野菜サラダもつけていただきました。
新キャベツで柔らかくてシャキシャキ。
ありがたやー。
ゴチソウサマー。
魚介の丼に、小鉢と味噌汁とサラダまでいただいて800円は大満足。
オシャレとか、映えとか、そういうの無縁なほっこりランチって逆に良いよねぇ。
ほっこりと落ち着きます。
途中で入ってきた初見と思われるお客さんが「何か美味しいのある?」って聞いたときに、
大将が「どれも美味しいですよ」と即答していたのも好感(笑)
そういう気概って傍から見ても何かイイよね。
この界隈はランチの選択肢も多いですが、ぜひこのだるまも選択肢のひとつにドーゾ。
浅草の近代的な観光スポットもいいですが、こういう下町レトロなお店もご満喫あれ~。
したらな!
だるま
東京都台東区浅草3-2-4
営業時間、定休日不明
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