ハンドドライヤーの冤罪が晴れた件と、そこから思うこと
トイレのハンドドライヤー利用再開へ 経団連が指針改定
経団連が一部改定する新型コロナウイルス感染防止指針に、トイレなどに設置している洗った手を乾かす「ハンドドライヤー」の使用再開を盛り込むことが12日、分かった。ドライヤーを利用してもウイルスを飛散させないとの科学的根拠を確認したという。対象はオフィスや工場などだが、商業施設なども経団連の指針に準拠した感染対策をとっており、再開の動きが広まりそうだ。
感染拡大の初期段階から、施設の責任者らが自主的にハンドドライヤーの使用を停止した。政府からの「新しい生活様式」の実践例策定を求められ、経団連は、感染防止の指針を昨年5月に策定。医療関係者からの意見を受け、ドライヤー使用停止も盛り込んだ。
しかし、各国の対策をみても、ハンドドライヤーの使用停止はない。むしろ世界保健機関(WHO)は、手洗い後の使用を推奨している。ハンドドライヤーの使用がコロナの感染を拡大させる科学的根拠が乏しいとの指摘があった。
引用:産経新聞『トイレのハンドドライヤー利用再開へ 経団連が指針改定』
ほーら、ハンドドライヤー禁止なんて意味なかったじゃーん。
これについてはだいぶ前にブログで書いたこともあったんですが。↓

いやね、別にね、
「俺ってば先見の目あるでしょ!俺スゲ――――!」って、ドヤりたいわけではなくて。
(あ、ごめん、1%ぐらいはそんな気持ちもあります)
大事なのは、
俺みたいなド素人でも、論理的に考えればちゃんと是非の予測ができるってこと。
そして、エビデンスも無しになんとなくの雰囲気で簡単に何かを禁止したり制限したりすんなってこと。
この2つはすごく声を大にして言いたい。
コロナ禍に入ってこの1年間、
雰囲気でやってるだけの施策、いーっぱいありましたよね。
で、その施策のせいで苦しい思いをしている人達も、いーっぱい見てきましたよね。
無駄遣いの極みだったアベノマスク配布から始まり、
実質的な措置よりも言葉だけが踊る緊急事態宣言やマンボウ、
どっかの都知事は橋の色変えたり、広大な公園を封鎖してみたり。
今日もうちわ32万本勝手に発注して炎上したおじいさんがおりました(苦笑)
政治家も、首長も、専門家も、その質は本当にピンからキリまでいて。
雰囲気だけで正解とは程遠い判断をドヤ顔でしたりする。
「これまで偉いと思っていた人」は、こんなにも頼りにならないものかと実感した1年間でしたね。
とくに、専門家自称してる人達はホントひどいね。
いまだにゼロコロナとか言ってる人達なんか、1秒でも早く専門家辞めたほうがいいと思うわ。
地上からウイルス完全消滅なんて、ドラゴンボールでも集めんと無理なことぐらい小学生でも分かる。
ちきりん氏のいつものセリフじゃないけどさ、
「自分のアタマで考えよー」をしっかりやるのがホント大事だと実感。
これまで偉いと思っていた人達は、想像以上に平気で間違えます。
TVでもネットでも、まんま鵜呑みにしていい情報なんて一つだってない。
全てにおいてどんな情報もまずは鵜呑みにせずに、「ああ、こう言ってる人がいるな」って認識で留めること。
それが自分にとってどうでもいい内容であるなら、
ひょいとスルーしちゃえばいいし(芸能人の不倫とかね)、
それが自分にとって必要な内容であるなら、
信憑性、妥当性、内容の是非を自分の頭でしっかり考えてみるべき。
以前書いたエントリだけど、マジ大事だと思うから読んでみて↓

一人一人が賢くあることが望ましい
世論がどうとか、って言葉をよく耳にするけど、我々一人一人が「世論」の一部なわけで。
「世論」ってやつが賢いかどうかは、我々にかかっているみたいなもんです。
我々の一人一人が賢くあればあるほど世論が正しい方向へ行き、その影響力は縦にも横にも及び、
最終的には自分たちの生きやすさに変換されていくと思うよ。
逆に、我々がアホなままだと、すべてがアホなまんまです(笑)
ポピュリズム全開な政治家や首長にいいように転がされて、クソみたいな国になるよ。
頭悪い人騙すのが得意な人はホントいっぱいいます。
自分の力で自分の国と生活を良くしていきましょ。
さぁ、自分のアタマで考えよー!(パクリ)
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