鮮魚・天麩羅 ならさか
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
妻子が外出していて、珍しく晩御飯を自分一人で食べる機会があったので、こういうときにしか行けない店はどこだ!って考えてすぐに思いついたのがこのお店。
鮮魚・天麩羅 ならさかに行ってきたよ!
(去年までは『たまやならさか』って店名だったんだけど、今年に入ってから『ならさか』に変わっております)
外観の写真がうまく撮れてなかったのでホットペッパーより引用
お店の場所は浅草3丁目。
千束通りから、中華料理の瑞華がある交差点で東に行ってすぐのところ。
喫茶ジョイのすぐ隣りの建物ですね。
明るい時間帯はやってないので昼間しか通りかからない人はあんまり店構えの印象残ってないかもだけど。
このならさかは、もちろん見ての通り飲み屋さん。
夜18時以降の奥浅草を歩いている観光客はほとんどいない&学生街でも駅近でもないってことで、常連さんの比重が高めに見えます。
お客さんと店員さんのやりとり見る感じだとすでに見知った仲の人達が多かったです。
あ、でも別に一見さんが入りづらいとかそういうのではなく。
お一人様でも人柄の良い店主さんがにっこりと迎えてくれました。
店内、カウンター席へ。
4人掛けのテーブル席がいくつかに、カウンターは4~5人ぐらい座れるかな。
奥の座敷は覗かなかったけど、4人テーブルが2つあるっぽい。
メニュー。
全体的にかなりお財布に優しい価格帯です。
魚介や天ぷらが多いですが、唐揚げなど肉系の定番も多数揃っております。
実は今回はね、もうこれを注文するぞと決めてから来店していました。
それはね、
この銀だら西京焼きなのさァーーーッ!( ゚д゚)つ
いやね、昔は銀鱈食べたいって思ったときには浅草オレンジ通りにあった『銀鯱(ぎんしゃち)』ってお店によく足を運んでたんだけどね。
めっちゃ美味しかったしめっちゃお手軽な値段設定だったしで超ありがたかったんですが、残念ながらもうけっこうな昔に閉店してしまってまして。
それでこのならさか(当時たまやならさか)にランチで食べに行きたい!と思っていたら、コロナの煽りなのかそのランチ営業もなくなっちゃって。
そこに「ランチで食べられないならディナーで行けばいいじゃない」と俺の中のマリー・アントワネットが言うので、今回の突撃となったワケです。
銀鱈単品と白米をもらおうと思ったら、なんとご飯と味噌汁をお新香をセットにした「ご飯セット」なるものがあるそうで。
それにします!と意気揚々と注文しちゃいました(笑)
到着!
銀鱈800円、ご飯セット200円、お通し300円で、合計1,300円の銀鱈定食爆誕なり。
銀鱈定食って、フツーに1,600円とか超えちゃおうお店が多いから、お通し代が入っちゃってもまだそれでもリーズナブルだぜイヒヒ。
銀鱈ホクホクで柔らか―。
たっぷり脂が乗ってて、そのジューシーな旨味が反則級。
ちょっと多めに醤油を垂らしても、魚の味が醤油に負けないぐらいに濃ゆい。
やっぱ白米の上に乗せるよね。
んで、一気に白米と一緒にほおばるよね。
うまいよね!うまいよね!うまいよね!!(←壊れた)
味噌汁はワカメたっぷり。
何かしら魚のアラでダシとってるようで、香りと後味に旨味と甘味がすーっと広がるものあって美味しい。
居酒屋のご飯セットについてくるやつなので提供機会がなかなかないであろうこの味噌汁、世の中にこれを食した人が少ないのはなんかもったいない気がする。
コレいろんな人に一度は味わってもらいたい!
お通しは・・・まぐろ?
こういうとき魚の判別ができないくせにグルメブログもう10年以上やってる愚かな男がここにいます。
さっぱりしつつも少しだけ口の中の水分を奪う感じがお酒のアテにはちょうど良さそう。
〆は銀鱈の皮を使って味付け海苔のように包んで食す。
これもうまいんだなぁ(~ ̄▽ ̄)~
全国5千万人の「焼魚の皮なんて食べずに残しちゃうよ」な方々、マジで一回騙されたと思ってこの食べ方やってみてね。
ゴチソウサマー。
いやー、美味しかった。
満足満足。
入店の際に食事だけでもいいですか?って伝えたときも満面の笑みで迎えてくれたし、お会計終わったあとも店主自らお店の入り口まで出てきて見送ってくれました。
美味しいモノ食べて、何か温かい気持ちになって、そんでまたこうやってブログ記事にしながら思い出して、またほっこり。
幸せな時間に感謝です。
日帰り観光とかだとなかなか奥浅草のこのお店にって機会はないかもだけど、もし宿泊アリで夜に飲む場所探してるってときには選択肢にぜひぜひ入れてみてくださいまし。
したらな!
鮮魚・天麩羅 ならさか
東京都台東区浅草3-37-8
営業時間 18:00~24:00(日曜定休)
03-6802-3910
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