【日常】いったいどこから入ってくるのかニセセマルヒョウホンムシ

いったいどこから入ってくるのかニセセマルヒョウホンムシ

ニセセマルヒョウホンムシ

 

この数カ月、我が家にちょくちょく入ってくる侵入者。

見慣れぬ方も多いかもしれません。

こやつ、ニセセマルヒョウホンムシという甲虫の仲間でございます。

 

 

 

はい、ニセセマルヒョウホンムシとは?

 

 

いきなり解説のコーナー!

 

 

ニセセマルヒョウホンムシとは

画像引用:板橋区HP すまいの虫図鑑・ニセセマルヒョウホンムシ

ニセセマルヒョウホンムシの身体的な特徴

6本足の昆虫(甲虫)の仲間。
大きさは2~4mm程度で、体色は光沢のある赤褐色~黒褐色。
独特な丸いフォルムが特徴で、他の虫と見分けるのは極めて簡単。
羽根は退化しており、飛んだり跳ねたりすることはできず、歩く速度も非常にゆっくり。

ニセセマルヒョウホンムシの名前の由来

ヒョウホンムシって名前は、動物標本のような乾燥した死骸を食害することから。
セマルってのは、背中が丸いから。
ニセってのは、ヨーロッパにセマルヒョウホンムシっていう別の種がいて、それと区別するため。
種類が違うからって偽物呼ばわりされるのはちょっと可哀そうな気がします。

ニセセマルヒョウホンムシの食性

食性は、動物標本、動物の死骸、鳥の巣、乾物、ペットフード、穀物など。
人間にとっての害は、備蓄食品や動物標本を食い荒らされるぐらいで、そこまで深刻な害虫ではありません。
まぁ、日常的に室内で目にしたら嫌だなぁ程度のモノ。
ただし製粉工場や製パン工場などで発生するとけっこう大変みたい。
飢餓には強く、数カ月食べなくても生きていたりする。


 

 

はい、ざっくりニセセマルヒョウホンムシとはこんな虫さ!

 

 

まぁ、人間にとってそこまでレベルの高い害虫というわけでもなく。

咬んだり、血を吸ったり、毒をばらまいたりなんてことはありません。

まぁまぁビジュアルは愛嬌あったりしますしね。

 

ヒョウホンムシ

画像引用:農研機構 ニセセマルヒョウホンムシ

 

 

このニセセマルヒョウホンムシがねぇ、

困ったことに我が家の室内に定期的に現れるのですよ。

 

 

いまは3日に1回ぐらいかなぁ。

 

 

 

出没する原因はなんとなく見当がついていて。

以前ブログにも書いたんですが、我が家では天井にクマネズミが侵入していた時期があって。

 

【日常】クマネズミと戦う日々
クマネズミと戦う日々ネズミ♪ ネズミ♪ ネズミーーー♪チューチューチュー♪殺ったるでチュゥーーーーーーッ!!あ、すいません。酒飲んでるわけで...

 

考えたくはないですが、たぶんあのとき捕獲したヤツ以外にも個体がいて、

その死骸が天井もしくは壁の内側でミイラ化してるんじゃないかと。

で、その死骸にニセセマルヒョウホンムシが涌いてしまったって可能性が高いとみています。

 

あと考えられるのは、ハトの巣かな。

換気扇の奥のほうからハトの鳴き声がするときがあるので、おそらく外壁部分のダクトに巣を作っていて、

その鳥の巣の中にニセセマルヒョウホンムシが涌いてしまった可能性も同様に高いですね。

 

 

 

まぁ、どちらの理由にしろ、天井もしくは壁の内側にニセセマルヒョウホンムシが発生しているのは間違いないわけで。

 

 

調べてみると一般家屋でも別にそれは珍しい話ではないみたい。

自分も別に天井や壁の中に虫がいようがそれほど気にしないんですけどね、

定期的に部屋の内側に侵入してくるのがやっぱりアレで。

 

 

ニセセマルヒョウホンムシ

画像引用:名古屋市ホームページ ヒョウホンムシ類について

 

困っているのは、天井や壁の内側からどうやって室内に入ってきているのかがわからないことなんですよねぇ。

 

 

我が家は壁も床も白基調であるため、ニセセマルヒョウホンムシがいると一目で気が付きます。

だからどこかの隙間から侵入してこようものなら、すぐに気が付いて、侵入経路の目星がつけられるはずなんですよね。

そう思っていたのに、マジで侵入経路が突き止められない。

 

 

いやホント、びっくりするぐらい突然現れるのさ。

突然部屋の隅っこに張り付いていたりするんだけどさ、そこから数メートル四方を見ても侵入口らしきものなんて全くないのよ。

いったいどうやってその位置にたどりついたというのか。

 

 

動きはかなり遅いはずなんだけどなぁ。

もしかしてあなた俺が見てないとき走ってる?

 

 

もしくはステルス迷彩機能を備えているのか、

関節をすべて外して0.1mm以下の隙間を抜ける技を持っているのか。

あとは、我が家の壁が忍者屋敷的にひっくり返るのかぐらいしか考えられないんですけど。

 

 

もちろん、常識的に考えられる隙間はすべて紙粘土やボンドで封印済み。

あとはエアコンや室内灯の配線の穴が侵入口になる可能性も考えられるけど、

目撃場所がそれらに近い場所に固まっていないことから、それもなさそうな感じ。

 

 

えええ????

マジでどこから入ってきてんの?( ´・ω・`)

ホントにわかんないんだけど・・・

 

 

ちなみにこのニセセマルヒョウホンムシさん、

ティッシュで包んで潰すとけっこうダイレクトな感触があるので、

自分は粘着テープで捕獲するようにしてます。

 

偽背丸標本虫

 

我が子も「ヒョウホンムシいたー?」と認識できるようになりました。

カブトムシやバッタより先にヒョウホンムシ覚えちゃった2歳児。

変な虫が出る家に住まわせてすまんのう(苦笑)

 

 

今後、仮にネズミの死骸が原因だったとして、

ニセセマルヒョウホンムシがそれを食い尽くしたら発生しなくなるのかなー?

ハトの巣が原因だったら待っても解決しなそうだなぁ。

 

 

ニセセマルヒョウホンムシとの戦いは続く。。。

やれやれだぜ。

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