スパイススペース ウガヤ
演劇人による浅草グルメ紹介シリーズ!
緊急事態宣言ということで5月末まで休業しちゃってるお店も多い中、
少しでも浅草飲食業界に貢献したいということで今日も食べて紹介していきまーす。
ほい、今回はスパイス スペース ウガヤでございます。
情報番組のカレー屋巡り企画みたいなのでもよく紹介されているので、
たぶんカレーマニアな人たちの間ではすでに有名店であるはず。
自分は今回初めて行きました。
お店の位置は浅草5丁目、いわゆる奥浅草エリアです。
言問通りのあんですMATOBAから真っすぐ北上するのが一番わかりやすいと思います。
粉花やルスルスを超え、さらに富士公園の横を通り過ぎ、浅草警察署の交差点を渡ってちょっとのトコロ。
お向かいには高級洋菓子店のNOAKE TOKTOもあります。
店内はお洒落なバーテイスト。
なんでも店主である宇賀村さんは、和食の調理人からデザイナーに転身、
さらにそこからカレースパイスに惚れ込んで今に至るそうで。
常に好きなことにまっしぐらな生き方をしている方って、本当に魅力的ですね。
参考リンク1:さんたつ U・MA・MI!! 炸裂。浅草『SPICE SPACE UGAYA』で味わう、和出汁とスパイスの遭遇
参考リンク2:HANAKO.TOKYO 知る人ぞ知る注目スポット・奥浅草で愛される店〈SPICE SPACE UGAYA〉へ。奥深いスパイスカレーの数々がここに。
参考リンク3:「和だし」と「かえし」が潜むスパイスカレー|神林先生の浅草ランチ案内⑭
上の参考リンクの記事読んでもらえばわかりますが、
それぞれ筆者のカレー愛が凄すぎるし、お店を営む宇賀村ファミリーの人柄も存分に伝わってきますな。
これ読んじゃった後じゃ、俺まったく書くことないんだけど!(笑)
みんなSUGEEEEEEEEE----!!
・・・うん、開き直ってカレーど素人として率直に書いていこうね(小声)
ほいほい、
これがウガヤのメニュー表だぞ!!(テンション無理に上げ気味)
1.まずは5種のカレーからチョイスして、
・牛すじカレー 1200円
・チキンカレー 950円
・豚バラカレー950円
・ドライキーマ 1050円
・ドライ鯖キーマ 1000円
・お好きな2種を選ぶあいがけカレー 1600~1700円
2.次に辛さをチョイスして、
・子供用
・甘口
・中辛
・1~4辛
・5辛~10辛(+50円)
3.トッピングしたい人はさらにこちらから選ぶ感じ。
①玉ねぎのアチャール(+200円)
②胡瓜と燈明のアチャール(+200円)
③紫キャベツのクミンマリネ(+200円)
④人参とアーモンドのラペ(+200円)
⑤季節の副菜(+200円)
⑥スパイス味玉(+150円)
①~④の4種盛り(+400円)
①~⑥の6種盛り(+450円)
・生胡椒(+200円)
・焦がしチーズ(+150円)
・パクチー(+150円)
・パパド(+100円)
あいがけカレーにして6種盛りなら、なんと総額2,000円を超えるリッチなカレーが作れちゃいます。
カレーで贅沢したい人には生唾モノですな。
小食&辛さにそれほど強くない我々は、今回は単品ノートッピングで。
まずはこちら豚バラカレー。
豚バラって薄切りのイメージがあったんだけど、
ウガヤの豚バラは厚めのブロック肉です。
角煮のように柔らかく口の中でほろほろほどけながら旨味を醸してくれます。
スパイスカレーの定義のひとつに「ルー(小麦粉をバターで炒めたつなぎ)を使わないこと」があるらしい。
じゃあ今回の場合は「ルーには深みがあって・・・」って言い回しは間違いになっちゃうのか。
ライスでない、その上にかかっているアレを呼ぶときは「カレー」が正解? むむむ。
とりあえず今回はカレーでいいか。
カレーは甘みと苦みとコクが前に出てくる感じ。
昆布や椎茸や魚介節を使った和風出汁とかえしを使っているとのことで、かなり奥行きのある味がします。
八角らしき風味も感じられますね。
角煮の調理で八角使うことも多いので、豚バラとの相性の良さは証明済みですな。
うん、おいしい。
お米は雑穀米なので、お米サイドでも味と触感のバラエティが豊富。
最後まで多彩な風味を飽きることなく楽しめるカレーでございました。
お次はキーマ鯖カレー。
カレーの上に鯖がトッピングされているのではなく、カレー本体に鯖を混ぜ込んだような感じ。
もう見た目から食べる前においしいのがわかるやつだ(笑)
鯖にはしっかりとスパイスと出汁がしみ込んで、さらに鯖本来の甘さがガッツリ。
少し炙ってあるらしく、その香ばしさと大葉の爽やかな風味が相性抜群です。
カシューナッツも最初は意外に思ったけど、この料理(作品)の中でまったく異色の食感と風味を出す名脇役。
こりゃたまりませんな。
混ぜると鯖の甘い香りがぶわーっと広がる。
ゴチソウサマー。
いやー、カレーを堪能した。
そういう感想を率直に感じられるお店でした。
今後浅草で「カレー食べたいな」と思ったときには、必ず選択肢に思い浮かべることになりそう。
牛すじカレーやチキンカレーもまったく違うスパイスみたいだし、
鯖でないほうのドライキーマも黒毛和牛ともち豚の合い挽きで豪華だし、興味尽きることなし。
奥浅草散策の際には、ぜひこのウガヤの存在を気にしてみてくださいましー。
ちなみにこのスパイススペースウガヤ、浅草松屋地下にも出展されてます。
デパ地下なんで奥浅草本店の雰囲気は味わえないかもですが、
チートインあるしテイクアウトでもウガヤのカレーを楽しめます。
こちらもよろしければドーゾー。
したらな!
スパイススペース ウガヤ
東京都台東区浅草5-23-7
営業時間 11:30~14:00(月曜日曜定休日)
070-7524-0444
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